ルネ・ラリック René Laliqueを買取ります
フランスのガラス工芸家、ジュエリーデザイナーです。
16歳の時に父が死去し、母の勧めで夜間はパリの装飾美術学校に通い、
日中は宝飾工芸家のルイ・オーコックに師事し装飾の技術を学ぶ
帰国後は宝石デザイナーやグラフィックアーティストとして活動し
5年後にはパリにアトリエを構えるまで成長していきました。
この頃は主に女性向け高級アクセサリーをデザインし、
カルティエなどの著名な宝石店にも作品を提供していました。
その宝石作品はパリ万国博覧会で大きな注目を集めています。
1982年より一部の素材にガラスを取り入れ始め、
その後、本格的にガラス工芸の道へと進んだ理由は
派手な装飾がある宝飾品の売れ行きに伸び悩んだ為
ともいわれています。
ガラス工芸への路線変更は大成功を納めており、
1925年の現代装飾美術・産業美術展では
ラリック専用のパビリオンを与えられる程となりました。
その後は、ホテルやレストランなどの装飾、
ステンドグラス、噴水など様々な分野に活動範囲を広げ
シボレーやジャガーなどのカーマスコット作品も多数あります。
自然の美をテーマにした作品が多く、
花鳥風月や女性像などの卓越したデッサン力と構成力により
デザインされたモチーフは、世界最高を誇っています。