セーブル Sevresを買取ります
1738年にルイ15世がヴァンセンヌ宮殿の近くに
ヴァンセンヌ磁器工場を作ったのが始まりとされています。
その後、ポンパドール婦人の提案により
1756年にベルサイユ宮殿近くのセーブルへ移され
3年後にフランス王立製陶所となりました。
当時、一流の画家・彫刻家・絵付師など
総勢1000人を超える職人や従業員を抱え、
王室で使用される食器・調度品・贈答品を創作していました。
深い瑠璃色のブルー、明るく華やかなライトブルー、
夜空の雲を表現したクラウディ―ブルーという
セーブルを代表する三大色はどれも個性が強く、
「王者のブルー」と称されています。
年間製造数が6000ピース程度で極端に数が少ないうえに
ほとんどがフランスのために製造されている為、
販売されている数や地域が限られてしまいます。
ですが、その稀少さゆえに収集家などから人気が高いブランドです。
国窯として二世紀半もの間、フランスの文化と美を伝える
優美な陶磁器を時代に合った完成度の高い芸術品として
現在でも生み出し続けています。