宮本卯之助商店創業者。
宮本卯之助商店は東京浅草に本社を置き、太鼓や神輿、獅子舞用品などの祭礼具の製造販売や修理、レンタルを行っている老舗です。
創業者が竹井朝太郎氏の下業をして打楽器製作に携わったことに始まります。 宮本卯之助商店は1861年(文久元年)創業で、初代清助が創業当時、現在の茨城県土浦市で太鼓の店を始め、当初は馬具なども取り扱っていました。
明治に入り4代目宮本卯之助が観音様や猿若三座などでにぎわう浅草へ上京します。現在宮本卯之助商店の代表取締役会長である宮本卯之助は、7代目です。 7代目宮本卯之助は、老舗の長男に生まれ、幼い頃から店を継ぐようにレールを敷かれているという環境でした。 高校時代から店を手伝い、現場の仕事もこなし、自社の職人らに厳しく指導を受けながら育ってきました。
現在の宮本卯之助商店は一般的な和太鼓や能・歌舞伎・雅楽用の太鼓のほか、その一方で三社祭など神社・町会の神輿を神輿師としてのブランド名「宮本重義」で製作しており、宮内庁楽部をはじめ、全国の神社・仏閣、歌舞伎座、国立能楽堂、日本武道館等に楽器を提供しています。
また、邦楽教室を行う「宮本スタジオ」や世界の太鼓資料館「太鼓館」など、様々な活動にも取り組んでいます。
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