栗原一郎の作品を買取ります
栗原一郎は東京都福生市に生まれた画家です。
セザンヌ・ブラマンク・佐伯祐三に影響を受けた画家の小貫政之助に師事しアカデミズムにとらわれない描画、集中力の行き届いたデッサンに基づくのびやかな描線を習得していきました。
栗原一郎は平成13年10月に絵画72点、平成26年5月には18点の作品を東京都福生市に寄贈しています。平成26年に寄贈された作品は主に1950年代の福生市で上映されていて栗原一郎が思春期に鑑賞して影響を受けた映画作品を題材に描かれ「生きる」「黒い雨」「裏窓」「居酒屋」など、映画のタイトルが付けられた作品となっております。
このことから、栗原一郎は映画のカットを自然と記憶に取り込み、作画にした事が考えられます。
基地のまちでもある福生市内の小学校舎や旧郵便局といった建造物をイメージして描いた作品はどこか懐かしく、福生の空気を感じ取ることができましょう。女性のヌードを描いた作品から「現代のエゴン・シーレ」と評されることもあります。そのほかクリムトの影響を受けた女性の画、花、ボクサー、ものを描いた作品など多くシリーズを制作したのが、画家・栗原一郎でした。
栗原一郎の絵画を買取いたします。
栗原一郎の作品全体とサインがわかるお写真をお問い合わせ無料査定フォームより送信いただくことで、
査定が比較的スムーズです。絵画のサイズ規格は一般的に、Fは人物画、Pは風景画、Mは海景画に用いられております。
画家本人が記したサインや画廊が発行する証明書などがある場合、査定にプラスとなることがあります。
お持ちの栗原一郎の作品買取をお考えなら、いわの美術にお問い合わせください。
ほかの美術品、骨董品とあわせてのご相談も大歓迎です。
栗原一郎 年譜
- 1939年 東京福生に生まれる
- 洋画家・小貫政之助(1925~1988)に師事
- 1962年 武蔵野美術大学西洋画本科卒業
- 1963年 自由美術第27回展に出品
- 1975年 シェル美術賞展三席入選
- 1976年 安井賞展入選
- 1986年 立軌会会員に推挙
- 1995年 池田20世紀美術館にて個展開催
- 2001年 青梅市立美術館にて個展開催
- 2003年 画集「愛しきものたち」刊行
- 2006年 両洋の眼(-09)。個展多数開催
- 2010年 五月の薔薇展(髙島屋東京店他)
- 2011年 個展(髙島屋東京・横浜・米子・岐阜)
- 2012年 個展(髙島屋京都店・大阪・名古屋)
- 2013年 栗原一郎洋画展~いのちの色~(天満屋巡回・米子・高松・広島)
- 2014年 栗原一郎洋画展~いのちの色~(天満屋巡回・岡山・福山)
福生市ゆかりの作家岡野法世