今回紹介させていただくお品は、中島千波のオリジナル手摺木版画『神代桜』(2001年)です。
桜の巨匠と呼ばれる中島千波は、いわの美術でのお買取りが非常に多く人気があります。
こちらの神代桜はメナード美術館に収蔵されている自身の屏風絵『神代桜』(1986年)を元に制作され、木版画制作に向け顔料の性質やサイズなども考慮してアレンジが加えられました。
モチーフとなったのは日本三大桜の一つである山梨県の山高神代桜であり、国の天然記念物に桜で初めて指定されたことでも知られています。
いわの美術ではこの『神代桜』を始め、『素桜神社の神代桜』『臥龍桜』『月下春桜富士』『櫻花』『坪井の枝垂桜』『醍醐櫻』などの桜の名画や、『富貴花響艶』『牡丹花』など、中島千波の作品の買取実績が豊富です。