今回いわの美術では、現在も様々な個展を開き作品を作り続けて多くの方から人気を得ている笹倉鉄平の「ラゴマジョーレ」という作品をお買取り致しました。
笹倉鉄平は、兵庫県に生まれ19歳で武蔵野美術大学に入学しイラストやデザインの基礎を学んで広告制作会社のグラフィックデザイナーとして活躍しました。
その後10年間デザイナーとして森永製菓のパッケージイラストを担当し、35歳で初めて個展を開いた事により本格的に画家として活動していきます。
画家デビューは35歳と遅めの出発になりましたが、36歳で初めてシルクスクリーンを製作したのを機に、数多くの個展に出品するなど現在までに180以上の作品が作られています。
46歳では、自身の版画を管理する株式会社アートテラスとよばれる事務所を設立し、翌年にはイタリアのフィレンツェを流れるアルノ川に架かるヴェッキオ橋を描いた「祝福」という作品が、イタリア・フィレンツェ・日本.文化経済交流協会の公式作品に選ばれるなど素晴らしい功績を残しました。
笹倉鉄平の描く作品は、精密で写実的でありながらも優しい光と想像力を混ぜた作風が特徴で、作品の中には必ずと言っていいほど光を描く事から「光の情景画家」と呼ばれています。
また、笹倉鉄平の描く光は見る人を優しく包み込むような柔らかい光を取り入れている事から心に安らぎをもたらす絵と言われ、日本のみならず海外からも高い支持を得ています。
今回いわの美術がお買取りしたのは、ラゴマジョーレという作品で、イタリアにあるマッジョレー湖に浮かぶペスカトーレ島をベッラ島から描いたとされる作品です。
笹倉鉄平の得意な光を使い、暗闇の中に建物の優しい明かりがこぼれ、島の中が賑やかな様子が見てとれます。
お買取りした笹倉鉄平の作品には、目立った傷や汚れがなく裏に笹倉鉄平のサインも入っている事から高評価でお買取り致しました。
いわの美術では、笹倉鉄平の作品以外でも草間彌生や平山郁夫、中島千波、鈴木英人などの作品もお買取りしております。
絵画の買取をお考えの方はいわの美術までお問い合わせ下さい。
笹倉鉄平の買取対象作品
オパーレ、祝福、ウィンド・ソング、幸せな公園、魚つり、アルテ・マイン橋
ヴァカンス・ガルズサイド、ジェラテリア、雨のポルトフィーノなど
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