アジアで古来より珊瑚・真珠・翡翠は招福、魔除け、金運上昇や健康に効果があるといわれ、
中でも珊瑚は、真珠と共に「海の二大宝石」と呼ばれ珍重されてきました。
また、近年における中国の経済発展に伴い中国での珊瑚人気が高まり、
更には珊瑚の乱獲により採取量が激減したことにより希少価値が上がり、
中古市場においても価格は年々上がる傾向にあります。
ただ…、珊瑚と言っても様々な種類があり、全ての珊瑚が高価買取対象ではありません。
どういった珊瑚が高価買取可能になるのか、査定のポイントをこちらでご紹介いたします。
【色】
珊瑚にはいろんな色があり、一般的によく目にするのは白やピンクの白色珊瑚や桃色珊瑚ですが、
色が濃くなればなるほどその価値は上がり、日本で採れる鮮やかな赤色をした赤珊瑚は大変人気で、
数年前には中国漁船により珊瑚が密漁されたというニュースが世間を賑わした程日本の珊瑚は世界から注目されています。
中でも、土佐湾で採れる血のような濃い赤をした血赤珊瑚(ちあかさんご)は大変希少価値が高く、
高価買取が期待できる珊瑚です。
【形】
置物…仏像などの彫刻が施されたものは、細工の細かさが査定ポイントとなります。
細かければ細かい程高価買取の可能性が高くなります。
価値として高いのは何といっても珊瑚本来の形をした原木の珊瑚です。
珊瑚の原木は一つとして同じ形をしたものはなく、天然の美しさに
惚れ込んだマニアに大変人気があるお品です。
原木は幹の部分に大きな割れがないか、左右対称により近く成長を
しているかで査定額も変わってきます。
アクセサリー… 粒が大きく丸いもの。「フ」と呼ばれる白い模様が少なく、
「ヒ」と呼ばれる縦方向の筋目状のひび(クラック)が
入っていないものが高価買取となります。
【状態】
珊瑚は大変デリケートなお品物ですので、管理には十分配慮が必要となります。
かけやヒビがあるものは価値としてかなり下がってしまいますので、
置物であれば透明のケースなどに入れて飾られることをオススメいたします。
また、汗や酸に弱いのでアクセサリー類を使用した後は必ず汚れを乾いた布、セーム皮などで拭き取ってください。料理や水仕事をする時は外すなどのケアをした方が本来の美しさが持続され査定額も上がってきます。
【まとめ】
未だ中国での人気が続く珊瑚ですが、
◎色は血赤→赤色→桃色→白色と価値が下がる。
◎形は置物であれば原木。アクセサリーならば粒が大きく丸いもの。
が査定のポイントとなります。
ご自宅やご実家に眠ったままの珊瑚のアクセサリーなどございましたら、
ぜひいわの美術までご連絡ください!
珊瑚製品は偽物も多く出回り、素人目には本物と偽物の区別がしづらいお品物です。
先ずはお写真をメールやラインでお送りください!専門のスタッフが拝見します。
皆さまからのご連絡お待ちしております。