天賞堂の鉄道模型を高く売る4つのコツ
天賞堂は明治に創業して以来、精巧な鉄道模型、ジュエリー、時計、法人向けの記念品、完全オーダーメイド製のジオラマ作成など幅広い商品を手がける老舗宝飾品メーカーの一つです。
天賞堂の鉄道模型の種類
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オリジナル真鍮製
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ダイキャスト製
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1/80 16.5mmゲージ
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Zゲージ
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Nゲージ
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TT-9ゲージ
天賞堂の鉄道模型には多様なシリーズがあり、レアな鉄道模型や今では手に入らないような鉄道模型も含まれます。最初にお客様が分かっている限りの種類、お買い上げの年代、鉄道模型の数をご確認ください。
天賞堂の鉄道模型を高く売る4つのコツ
お問い合わせの前に
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鉄道模型が正常に走行するかどうかをご確認ください。
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鉄道模型はきれいにしておきます。お持ちの内に鉄道模型にホコリや汚れが詰まってしまった場合や、触っているうちに床に落としてしまった場合、動作に影響してしまうかもしれません。
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鉄道模型の査定は全ての付属品が付いていることが重要になります。
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お買い上げの際の箱や説明書が付いていると、鉄道模型の名前や型番などが判明しやすくお話合いがスムーズです。
いわの美術では天賞堂の鉄道模型の査定を受け付けておりますのでメール・お電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。
天賞堂の鉄道模型の代表
オリジナル真鍮製
天賞堂オリジナル真鍮製は、天賞堂にしかできない新しい技術の採り入れや、ディティールの質が群を抜いて高いことから「いったん天賞堂を持つと他のメーカーの鉄道模型には戻れない」と鉄道模型ファンやマニアから非常に高く評価されています。
査定では、へこみや傷がないことが一番大切なポイントとなりますので、買い取りに出すことが視野にあるならば、お取り扱いは丁寧にしておくことで良い結果につながる可能性は高いでしょう。「大人の愉しみ」を彩る天賞堂オリジナル真鍮製は、本物同然の質感や精巧さに加えて、特製のレールに乗せて鉄道模型を走らせた際の「ガタン、ゴトン」という金属的な音は本物に近く、天賞堂の模型の持ち味と言われています。
ダイキャスト製
天賞堂オリジナル真鍮製と同じくらい人気があるダイキャスト製も実車の調査を徹底して専門の職人が作っているため、実際に運行されている線路を走る車両実物の色や形に限りなく近く作られており、オリジナル真鍮製より集めやすい点がマニアに人気の種類です。納得の査定結果を導くためにはほこりや手垢には気をつけ、日ごろから保管状態を良くしておく必要が有るでしょう。
鉄道模型の老舗 天賞堂
1879年(明治12年)に銀座で創業した天賞堂は、元々は篆刻を中心とした印鑑を作る印房である「天賞堂」として創業し、その後1888年に時計を扱い、1891年にジュエリーを扱うようになります。創業者の江沢金五郎は商才とチャレンジ精神に長け、日本初の宣伝カーに当時扱い始めたばかりの蓄音機を乗せて走るプロモーションを行います。日本で初めての美人コンテストに賞品として天賞堂の商品を提供するなど、つねに新しい試みを仕掛けました。戦前の天賞堂銀座本店は目を引く洋風の建物であった事から、夏目漱石のいくつかの小説にも「天賞堂」という語が登場しています。現在の天賞堂銀座本店では店舗正面から向かって右端の角に天使の像が置かれ、道行く人々の心を和ませます。天賞堂の鉄道模型は創業以来130年以上鉄道模型に新しい技術を採り入れ他の鉄道模型にはないクオリティの高さを追求することで厚い支持を得ています。昭和24年より、当時の社長の趣味から鉄道模型を作るようになった経緯があり、戦後間もないこの時期はアメリカ進駐軍の顧客の割合も多かったようです。天賞堂の鉄道模型作りについて当時の社長は「自分たちが欲しいものを作って希望するお客様に”お分けする”」と表わしていたそうです。戦後復興、 高度経済成長の時代の鉄道はまさしく希望の星でした。天賞堂にしか実現できない製品開発と、その喜びをお客様とシェアするという姿勢は現代にも続いており、ファンが途絶えない理由のひとつとなっていることでしょう。