高価買取も期待できるライターは?
ライターは、喫煙家男性の収集心をくすぐるお洒落なコレクションアイテムですが、その歴史は比較的新しく、原理が確立したのは20世紀初頭です。そして、近代以降、さまざまな創意工夫が凝らされたライターが開発され、アメリカやフランス、イギリスなどの国々で生産され広がっていきました。
ライターには大きく分けて、液体状の燃料を木綿の芯に浸透・揮発させて発火するオイルライターと、高圧の液体ガスを燃料にするガスライターの2種類があります。ライターのデザインは様々で、ユニークで利便性が高いものが数多くみられます。
世界中に愛好家がいるZIPPO(ジッポー)は、オイルライターの代名詞として有名ですが、その他、20世紀当初から生産を続けているDUNHILL(ダンヒル)、Dupont(デュポン)、RONSON(ロンソン)といった有名なメーカーもあり、どれも人気が高くコレクターが多いことで知られます。
高価買取も期待できるライターのブランド
ZIPPO(ジッポー)
ZIPPOはアメリカのオイルライターの商標。創立は1932年、ペンシルバニア州の工場で製造されている。シンプルな形状に様々な意匠がちりばめられ、毎年数多くのバリエーションが誕生し、コレクターを魅了している。また、着火前にZIPPOライターの蓋を開けるときの、独特なキーンという音もファンを魅了している理由のひとつ。
ZIPPOライターの蓋製造工程ではコンピュータをはじめとする新しい技術も導入され、進化し続けている一方で、昔ながらの職人の手作業による工程も残されている。
DUKE(デューク)
職人の技が光る日本製オイルライター。メカニックな姿形と着火アクションの楽しさが素晴らしく、持っている人をダンディーに引き立てる。クラシカルなデザインが特徴的。
Dunhill(ダンヒル)
イギリスを代表する高級ファッションブランド。創業者のアルフレッド・ダンヒルが片手で簡単に操作できる高級ライターと、高級ブタンガスライターという2つの製品を世界で初めて世に送り出した。喫煙者にとっては憧れの高級ライターのブランドのひとつ。 ワイルドな雰囲気を好む方々に人気が高く、古いシリーズの中には評価の高いものも多い。
DUPONT (デュポン)
フランスのデュポンは、ライターだけでなく、高級万年筆、宝飾品メーカーとしても著名なブランド。 1872年に設立され、元々は高級皮革製品の工房を構え、富裕層向けにオーダーメイドトラベルバッグを製作していましたが、第二次世界大戦の影響で、革鞄の受注がなくなり、1941年に最初のポケット・オイル・ライターを発明し、1952年には特許を取得して、爆発的な成功を収めた。 デュポン以外のライターは使わないという熱烈なファンも多い。
Cartier(カルティエ)
王の宝石商と呼ばれる世界的に著名なフランスの高級時計・宝石ブランド。1968年、カルティエ・ブランド初の収納式ローラー、オーバル型高級ライターが誕生。オーバルという優雅なデザインにより、女性からの支持が多いことも特徴。ガスライター4大ブランドのひとつであり、そのデザイン性の高さ故に「理想のライター」と評し愛好者も多い。
RONSON(ロンソン)
RONSONは、同じアメリカのZIPPO社より歴史が古く、グローバルな喫煙具メーカーとして世界中に多くのファンが存在する。紳士的なヨーロッパのライターとは趣が異なる、武骨さ、頑丈さが特徴。
流線形のボディが印象的「バラ・フレーム」、世界初の全自動ワンタッチ式ライター「バンジョー」、世界で1943年初めてワンタッチ着火を実現したオートマチックライターの「スタンダード」シリーズなどがある。
その他のライターブランドとして、スイスのCARAN d`ACHE(カランダッシュ)オーストラリアのIMCO(イムコ)、イギリスのCOLIBRI(コリブリ)、日本のMarvelous (マーベラス)、SAROME(サロメ)などがあります。
ライターの買取について
愛用していた、またはコレクションしていた大切なライターを少しでも高く売るには、ライターの価値を正しく判断してくれる信頼のおける買取業者で査定してもらいましょう。
高級ブランドのライターの場合、リサイクルショップに持ち込んで、スタッフに正しい知識をもった人がいなければ、価値に見合った正しい査定額を提示してもらうことは難しいでしょう。
価値を判断できる買取実績豊富なスタッフのいる買取業者に売りにだしたほうが、お品物に応じた適正価格を提示してもらうことができ、高額取引となるも可能性もあります。
また、古いライターの場合は、人気の年代の買取相場があり、買取専門業者では、市場の需要、ライターのコンディションなどとあわせて適正な査定額を算出しています。
上記に書いたような人気ブランドのライター、特に数量限定品やコラボ品などは高価買取になる可能性が高く、もし使わずにもっているならば、火のつくコンディションであるうちに一度買取査定に出してみてはいかがでしょうか。
いわの美術では、買取査定がはじめての方にもご安心いただけるよう、知識と買取経験豊富なスタッフが親切丁寧に応対しております。買取査定~売却~入金まで費用はすべて無料ですので、お気軽にお問合せください。
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