お買取り出来るお人形って?
お問い合わせでよくご相談受けるのが、雛人形、五月人形、などの日本人形の類です。
「子どもが巣立ってしまいもう飾らないので処分したい」
「新築祝いで頂いた人形だけど趣味とは違うので片付けたい」
「両親が旅行に行くたびに買い集めていた人形を片付けたい」
等々…。
お気持ちは重々ご理解できますが、大変恐縮ながら弊社では全てのお人形が買取り対象ではございません。
「引き取るだけでも構わない」と言ったご相談も数多く寄せられますが、買取り不可能なものの引き取りは行っておりません。
では、一体どんな人形ならば買取り可能なのか、こちらで詳しくご紹介致します。
雛人形・五月人形
先ず、雛人形や五月人形は初節句のお祝いの品なので、やはり新品を求められる傾向
にございます。よって、中古のお品に需要がなく買取りは難しくなります。
また、住宅事情の変化などもあり、30~40年前に主流だった5段や7段飾りを飾られる
お宅は随分少なくなり、親王飾りが一般的になっています。
買取り可能な雛人形・五月人形
*有名作家の作品…人間国宝の方や有名な人形師、また有名な人形工房で作られたお人形。
【丸屋丸平 大木平蔵、原米洲、大橋弌峰、鈴木賢一、片岡光春、真多呂、
リヤドロ、ロイヤルコペンハーゲン、マイセン等】
*100年以上前の作品…80年くらい前の物から骨董品としての価値
が生まれてきます。
戦火を逃れ、蔵などから出てきた状態の良い物
は高価買取となる場合もございます。
これらのお人形は、お節句のお祝いと言う意味あいだけでなく、
人形や骨董品を集めるのが趣味でお買い求めになられるので、
お顔の仕上がり、衣装の精密さ、備品の揃い具合、作られた時代などに
よって買取り金額が大きく違ってきます。
日本人形
ひと昔前まで、床の間や飾り棚によく飾られていたガラスケース入りの日本人形ですが、
床の間自体がない家も増え、マンション住まいや手狭な家と、住宅事情も大きく変化し、
ガラスケース入りの日本人形は日本の住宅環境にナカナカそぐわなくなっているようです。
買取可能な日本人形
*有名作家の作品…雛人形同様、人間国宝の方や有名な人形師が作った人形はコレクターの
方などに人気が高く高価買取も期待できます。
【市松人形…平田郷陽、平田陽光、光龍斎、(大豊軒)東玉、永徳斎、森重春幸など】
【日本人形…野口園生、堀柳女、与勇輝、辻村寿三郎など】
*共箱・銘あり…共箱、木札、銘(お人形に書かれていることも)、
着替え用の服など備品が揃っている方が査定額が上がります。
*状態が著しく悪くないもの…古いお人形はどうしてもスレ傷や
欠損、色あせなどは仕方ない面もありますが、
著しく状態が悪いと買取が難しい場合もございます。
おわりに
30~40年前に大手人形販売店などでご購入された雛人形や五月人形。
お土産やお祝いに頂かれた日本人形などは大体買取が難しいですが、
謂れなど分からずとも、蔵などから出てきた古いお人形は買取の対象になる事もございます。
お人形の査定は特殊な為、知識がないと良し悪しの判断が難しいお品物となります。
もしお気になるお人形がございましたら、先ずメールやラインにお写真をお送り下さい。
専門の査定員がお調べさせていただきます。
皆さまからのお問い合わせお待ち致しております。