今回お買取りの中から紹介させていただくお品は、いわの美術でも非常にお買取りの多い渡辺省亭の掛け軸『花鶉図』です。
渡辺省亭は近年の再評価により注目が集まっている日本画家であり、2017年には没後100年を記念してシンポジウムが開催されました。
花鳥画で名声が高い渡辺省亭ですが、この作品は『花鶉図』というタイトルからわかるように鳥の中でも鶉(うずら)を描いています。
鶉は中国では吉祥のシンボルとしてモチーフに好まれ、日本でも江戸時代に多く登場し数々の名作が残されました。
いわの美術では渡辺省亭の花鶉図や花鳥図を始めとする花鳥画をお買取りしております。