木や石、金属、土などを彫り刻んで立体的な像を作り上げた彫刻作品の中でも
普段よく目にするのは銅の合金であるブロンズで作られたもので、腐食しにくい特性故に経年劣化が少なく昔から多くの作品が作られてきました。家にあったからとお問い合わせが多いのもブロンズ像です。
では、どのような彫刻作品であれば買取り可能なのか、高額査定となる彫刻はどんな作品か、
こちらで詳しくご紹介いたします!
彫刻の査定基準
●作家の評価
彫刻家が誰かというのは先ず大切なポイントです‼有名作家の作品は高価買取りも期待できます。中古市場で人気の高い作家は次のような方々です。
【木彫り】
高村光雲、平櫛 田中、松本明慶、澤田政廣、平野千里、横山一夢、黄賢富、大内青圃、加納銕哉、佐藤朝山など
【ブロンズ】
籔内佐斗司、朝倉文夫、富永直樹、木内克、舟越保武、舟越桂、北村西望、中村晋也、佐藤忠良、蛭田二郎、高田博厚、岡本太郎など
●人気な作風
ユーモア溢れる表情の童子と言えば籔内佐斗司の作品です。
木内克はテラコッタの猫を得意とし人気が高く
舟越保武は、キリスト教を題材にした聖母や女性像が代表作となります。
愛らしい顔つきの作風が特徴の前島秀章…というように、作家それぞれの作品に特徴があり、人気の高い作風のものは買取り価格も上がってまいります。
●大きさ
美術館などでは等身大のものや、かなり大きな彫刻作品に目を奪われますが、中古市場においては住宅事情の変化などもあり、大きな作品より小ぶりな方が高い評価となる傾向にあります。
特に、木彫りの仏像は手元に置いて常日頃から大切にしたいとの思いもあってか、小さなものの方が人気が高いようです。
●付属品
日本の作品ですと、木製の共箱に入っていることが多く、共箱は作品の保証書代わりとみなされるので揃っている方が査定額も上がります。
また、一緒に入っている作品や作者を紹介した栞などもそのまま残しておきましょう。
作品の真贋の証明にもなりますし、査定時に作品の価値を判断する参考となります。
まとめ
上記の事を踏まえて、高価買取りが可能な彫刻作品は…
- ●有名作家の作品である。
- ●有名作家が作った人気のモチーフやシリーズである。
- ●白檀や大理石、象牙など使用される材料が希少性の高いもの。
- ●細工が大変細かくどこから見ても美しく仕上げられた作品。
- ●サイズはあまり大きすぎるものではなく、特に木彫りの仏像は小さめのもの。
- ●年代的に古く骨董価値のあるもの。
- ●経年劣化は否めませんが、著しい欠損がない作品。
お家の片付けなどで彫刻作品が出た、ご両親から譲り受けた、 遺産相続でもらった
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