【旅弁当箱】骨董品の買取作家・取扱い一覧

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旅弁当箱

旅弁当箱
旅弁当箱

旅弁当箱を買取ります

 
旅弁当箱とはその名の通り、これまでの重箱の弁当箱とは違って携帯できるような造りになっている弁当箱の事です。
代表的なものでは籠を二つに合わせたようなものに鉄を薄く延ばした容器が重ねて入っているものが挙げられます。
このような形態は庶民が使用するような旅先で食事をするための弁当箱で、武家や公家、大名などといった上流階級の人々が使用していた弁当箱は旅弁当箱とは呼べるような形態ではないのですが、様々な工夫が見られます。
 
今でも目にする事の多い漆器の弁当箱は安土桃山時代の頃に登場しました。
この頃は茶会や花見の文化と結びつき、弁当箱は発展していきました。
そのため、野点弁当と呼ばれる野外でお茶を点てる野点で使用するものが登場しています。
また、武家、公家、大名など上流階級の人々が使用するため、豪華な装飾が施され、重箱に数名分の料理を詰め合わる事ができ、宴席などに持ち込み楽しんでいたそうです。
ようやく弁当箱が一般の人々に広まるようになったのは江戸時代に入ってからでした。
そのため、旅弁当箱もこの時代に作られるようになり、広まっていきました。
江戸時代の弁当箱は持ち主のステータスシンボルとして捉えられるようになり、裕福な商人たちは宴席を開くたびに財を投じて豪華な弁当箱を作らせていました。
黒の漆地に蒔絵や螺鈿細工、金粉などで繊細な装飾が施されるようになった弁当箱は主に江戸時代で作られました。
施される装飾は四季に合わせており、春は桜、夏は蛍、流水、空きは紅葉や秋草、正月には鶴や吉祥紋といった感じになっています。
 
また、陶器製の弁当箱も作られており、手提げ弁当箱という箱が観音開きで弁当箱と皿、箸、水筒など全てを小さく収める事ができる画期的な弁当箱まで登場しています。
そしてどの弁当箱にも水筒が付いており、弁当箱を宴席で使用していた事からこの水筒にお酒を入れて使用していたようです。
この他にも外箱にお湯を入れてその上に食材の入った弁当箱を載せて温める事ができるようにした弁当箱や、食事を終えた後に将棋や碁を楽しむ事ができる弁当箱などユニークな弁当箱が作られました。

旅弁当箱代表作

『網代弁当箱』

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