【砥部焼】骨董品の買取作家・取扱い一覧

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砥部焼

砥部焼
砥部焼(1775~)

砥部焼を買取ります

 
砥部焼は愛媛県伊予郡砥部町を中心に作られる陶磁器で230年以上の歴史があり、生活陶器としての人気が高く、讃岐うどんの器として多く使用されている事でも知られています。
 
砥部焼の起源は須恵器やハニワを焼いたのが始まりだといわれており、登り窯に最適な傾斜地で周辺の山から燃料として利用する赤松が大量に採れる土地柄だったため、古くから焼物が盛んで江戸時代中期頃までは磁器ではなく陶器が焼かれていました。
磁器である砥部焼に転じたのは大洲第9代藩主・加藤泰候の時で、藩の財政難を乗り越えるために陶祖と呼ばれていた杉野丈助に砥石のクズを利用する磁器生産を命じ、筑前の国(現・福岡県西部)で釉薬を入手し、開窯からおよそ3年間試行錯誤を繰り返した後に白磁の焼成に成功しました。
その後は続々と新しい窯が開かれ、川登陶石や万年石が発見されると白磁の磁質改良や淡黄磁が作られるようになります。
この時期には陶石を砕く水車や型を使った絵付け、西洋の顔料が使われるようになっています。
後の第一次大戦中には、南方向けの輸出で砥部焼は最盛期を迎えており、窯元が急激に増えますが、大戦後は一転して不況を迎え倒産・廃業が続出しました。
 
時代の変化により作られる砥部焼も変化していき、火鉢や花器が主だった時代、一升壷や汽車弁用茶器が主だった時代などを経て、現在は民芸調の食器が主となっています。
また現在の砥部焼は、ぽってりとしたボディに藍色の染付が際立つ白磁として全国的に知られており、陶器と比べると冷たいイメージのある磁器ですが砥部焼は冬でも冷たさを感じさせない暖かい風合いが人気です。

砥部焼年表


1775年 大洲藩主・加藤泰候が杉野丈助に制作を命じる
1776年 2回目の焼成は失敗する
1777年 筑前の国で釉薬を入手し焼成に成功する
砥部焼が始まる
1818年 川登陶石が発見される
1851年 水車を使った陶石の粉砕業が始まる
1885年 砥部焼の清国(現・中国)への輸出が始まる
1890年 淡黄磁が作られる
1893年 淡黄磁がシカゴ世界博で一等賞を受賞する
1953年 柳宗悦、バーナード・リーチ、浜田庄司などが指導のために砥部を訪れる
1976年 国の伝統的工芸品に指定される

1775年 大洲藩主・加藤泰候が杉野丈助に制作を命じる

1776年 2回目の焼成は失敗する

1777年 筑前の国で釉薬を入手し焼成に成功する

00000年砥部焼が始まる

1818年 川登陶石が発見される

1851年 水車を使った陶石の粉砕業が始まる

1885年 砥部焼の清国(現・中国)への輸出が始まる

1890年 淡黄磁が作られる

1893年 淡黄磁がシカゴ世界博で一等賞を受賞する

1953年 柳宗悦、バーナード・リーチ、浜田庄司などが指導のために砥部を訪れる

1976年 国の伝統的工芸品に指定される


砥部焼代表作

『唐草の玉ぶち鉢』

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