南北朝時代から室町時代に活躍した刀工一派です。
備後国(広島県)の「三原派」の分流であるという説によると
三原派の二代目正家の子である「一乗」が日蓮宗に入った為、
子孫や門人を法華派と呼ぶようになりました。
また、「三原派」とは全くの別の流派であるという説によると
国分寺助国を祖とし、備後国にあった「国分寺跡」を拠点に
活躍した刀工一派であったという説もありますが
どれも明らかになっていません。
しかし日蓮宗の信者に支持されていた事は間違いなく、
「南無妙法蓮華経」などの経が入る作刀もあります。