【今野忠一】掛軸・書画・版画の買取作家・取扱い一覧

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今野忠一

今野忠一
今野忠一(1915~2006)
山形県出身の昭和時代から平成時代に活躍した日本画家です。
日本画壇がそれまでの水墨画から脱皮し、色彩を多用した背景も描くという新しい試みを始めた活発な動きの中でデビューし、故郷の蔵王や月山をはじめ、山岳風景や樹木、巨木をモチーフに緻密な描写によって前景から背景まで分厚く塗る事により自然の力強さを表現し、冬を描いた作品では過酷さが伝わり生命力溢れる作品を残しています。
また、愛知県立芸術大学で教授、東北芸術工科大学の名誉教授をつとめ、今野忠一の画塾では多くの日本画家が輩出されるなど後進の指導にも力を注いていました。

はじめは南画家・後藤松亭に入門して「松石」と号していた今野忠一ですが、同じ山形出身の日本画家・高嶋祥光を頼って上京し、児玉希望の門人として写実的な風景画を学びました。
この時の号は「欣泉」を用いており、彫刻家・新海竹蔵と出会うと郷倉千靱の草樹社に入塾し、「忠一」と号すようになり花鳥画に取り組んでいました。
院展で活躍を続け、数々の賞を受賞するようになると、画風も花鳥画から風景画へと変化していき、主に山岳風景を題材にした写実と心象が深く融合する深遠な画境を展開するようになります。

また、『中央公論』の表紙絵や三島由紀夫の『金閣寺』の装幀をつとめており、日本画壇の重鎮として第一線で活躍し続けました。

今野忠一年表


1915年 山形県で生まれる
1933年 児玉希望塾に入塾する
1940年 郷倉千靭に師事する
院展で初出品・初入選となる
1948年 院展で入選となる
1954年 院展で奨励賞・白寿賞を受賞する
1955年 院展で日本美術院賞大観賞を受賞する
1958年 院展で日本美術院賞大観賞を受賞する
1959年 院展で奨励賞・白寿賞を受賞する
上野松坂屋にて個展を開催する
1965年 跡見学園短期大学講師をつとめる
1970年 山形美術博物館で「今野忠一画業展」が開催される
1974年 愛知県立美術大学非常勤講師をつとめる
1975年 紺綬褒章を受章する
日本美術院評議員、天童市名誉市民となる
1992年 日本美術院評議員理事、東北芸術工科大学日本画科主任教授となる
2006年 脳梗塞のため逝去

1915年 山形県で生まれる

1933年 児玉希望塾に入塾する

1940年 郷倉千靭に師事する

00000年院展で初出品・初入選となる

1948年 院展で入選となる

1954年 院展で奨励賞・白寿賞を受賞する

1955年 院展で日本美術院賞大観賞を受賞する

1958年 院展で日本美術院賞大観賞を受賞する

1959年 院展で奨励賞・白寿賞を受賞する

00000年上野松坂屋にて個展を開催する

1965年 跡見学園短期大学講師をつとめる

1970年 山形美術博物館で「今野忠一画業展」が開催される

1974年 愛知県立美術大学非常勤講師をつとめる

1975年 紺綬褒章を受章する

00000年日本美術院評議員、天童市名誉市民となる

1992年 日本美術院評議員理事、東北芸術工科大学日本画科主任教授となる

2006年 脳梗塞のため逝去


今野忠一代表作

山湖風景
山湖風景

『冬樹』
『霽雲(蔵王)』
『月山』
『桜島』
『奥日光ノ春』
『北ノ島』

『冬樹』

『霽雲(蔵王)』

『月山』

『桜島』

『奥日光ノ春』

『北ノ島』


桜島
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