【加藤栄三】掛軸・書画・版画の買取作家・取扱い一覧

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加藤栄三

加藤栄三
加藤栄三(1906~1972)
岐阜県出身の日本画家で、弟の加藤東一も日本画家として活躍しており、共に岐阜県を代表する日本画家として知られています。
そのため、岐阜市歴史博物館分館として加藤栄三・東一記念美術館が設立されており、ここでは本画・下図・素描といった作品の制作過程が系統的に一貫して鑑賞できる美術館として多くのファンが訪れています。
加藤栄三の作品は風景画、花鳥画が多く、写実を追求しながらも抒情性を失わず、「雷神」という作品に見られるような古典の新しい解釈を試みた事でも知られています。
ちなみに弟・東一は「雷神」と対となるように「風神」という作品を発表しており、話題となりました。


東京美術学校日本画科に入学した加藤栄三は在学中に帝展で初入選となると以後、帝展、文展で活躍します。
数々の賞を受賞した加藤栄三は、将来が期待される日本画家の一人としてその名が知られていました。
また、東京美術学校を卒業した後は結城素明に師事しており、画技を磨いていた事も数々の賞を受賞する大きな糧になっています。

戦時中は海軍報導班員としてセレベス、ジャワなど南方に派遣され、海軍作戦記録画を制作しており、この事からも画家としての力量が認められていた事が分かります。
戦後は東京、京都の日本画家が集って創立された創造美術の創立会員として日本画壇に新風を起こす事が期待されていましたが、脱退して日展に復帰し、作品の発表の場としました。

日本芸術院賞を受賞するなど、画家として輝かしい功績を残していた加藤栄三ですが、師・結城素明や友人の山口蓬春、福田平八郎、横山大観、小林古径らの先輩の画集を積み重ね、弟・東一に向かって「これらの先輩の域に到達することは至難の業だ」と漏らしていたそうです。
このように自分の日本画家としての才能が信じられず、悩むようになってしまった事が原因で、自宅にある木で自らの命を絶ち、その生涯を終えてしまいました。

加藤栄三年表


岐阜県出身の日本画家で、弟の加藤東一も日本画家として活躍しており、共に岐阜県を代表する日本画家として知られています。
そのため、岐阜市歴史博物館分館として加藤栄三・東一記念美術館が設立されており、ここでは本画・下図・素描といった作品の制作過程が系統的に一貫して鑑賞できる美術館として多くのファンが訪れています。
加藤栄三の作品は風景画、花鳥画が多く、写実を追求しながらも抒情性を失わず、「風神」「雷神」という作品に見られるような古典の新しい解釈を試みた事でも知られています。
東京美術学校日本画科に入学した加藤栄三は在学中に帝展で初入選となると以後、帝展、文展で活躍します。
数々の賞を受賞した加藤栄三は、将来が期待される日本画家の一人としてその名が知られていました。
また、東京美術学校を卒業した後は結城素明に師事しており、画技を磨いていた事も数々の賞を受賞する大きな糧になっています。
戦時中は海軍報導班員としてセレベス、ジャワなど南方に派遣され、海軍作戦記録画を制作しており、この事からも画家としての力量が認められていた事が分かります。
戦後は東京、京都の日本画家が集って創立された創造美術の創立会員として日本画壇に新風を起こす事が期待されていましたが、脱退して日展に復帰し、作品の発表の場としました。
日本芸術院賞を受賞するなど、画家として輝かしい功績を残していた加藤栄三ですが、師・結城素明や友人の山口蓬春、福田平八郎、横山大観、小林古径らの先輩の画集を積み重ね、弟・東一に向かって「これらの先輩の域に到達することは至難の業だ」と漏らしていたそうです。
このように自分の日本画家としての才能が信じられず、悩むようになってしまった事が原因で、自宅にある木で自らの命を絶ち、その生涯を終えてしまいました。

1906年 岐阜県で生まれる

1926年 東京美術学校日本画科に入学する

1929年 第10回帝展で初入選となる

1931年 東京美術学校を卒業し、結城素明に師事する

1936年 文展招待展で文部大臣賞を受賞する

1939年 第3回新文展で特選となる

1947年 創造美術の創立に参加する

1950年 橋本明治らと共に創造美術を脱退する

1952年 第8回日展の審査員となる

1956年 第12回日展に出品する

1958年 社団法人日展が新発足し、評議員となる

1959年 日本芸術院賞を受賞する

1965年 第8回新日展に出品する

1969年 日展理事となる

1972年 65歳で逝去


加藤栄三代表作

牡丹
牡丹

『風景』

『駒込駅』

『彼岸』

『フィレンツェの夜明け』

『雨後』

『BANTING(牛)』

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