和名は「葡萄石(ぶどうせき)」です。
採掘される時にぶどうのような形をしている事から名付けられました。
ですが、その形をしているものはなかなか珍しく、
殆どが、板のような形をした結晶が放射線状に集まったものや
塊の状態で採掘されるのが一般的となっています。
また、単結晶で発掘されることが少なく、
多くがカルサイトやエピドートと一緒に集合した結晶で見つかります。
英名は、1788年に鉱物採掘が趣味のオランダ陸軍大佐である
「ネンドリク・フォン・プレーン」がドイツで発見した事から
プレーンの名前に由来してプレナイトと名付けられました。
鉱物の名前が人に因んだのはこれが初めてとされています。
白色、緑色、黄色、黄緑色、褐色の透明から不透明な石で
キャッツアイ効果を示すものや、透明度が高い良質な物は
稀少とされ、高価とされています。
主にオーストラリアの玄武岩高地は良質な結晶が産出されています。
「持ち主にとって必要ない物を手放し、
必要なものを新たに選択出来るように導き、
強い意志と愛ある行動で人間関係を上手く処理する」
という意味や効果があるとされています。