カルティエ cartierは宝石細工師のルイ=フランソワ・カルティエが1847年に創立。
本社はフランスのパリにある。カルティエ社の基幹ブランド。
ジュエリーや高級時計、革製品やライター、筆記用具なども扱っている。
パリのモントルゲイユ街13番地に「メゾン・カルティエ」を開設し
瞬く間に、ヨーロッパ各国の王室御用達ジュエラーとなる。
ルイは1904年には友人である飛行士、アルベルト・サントス・デュモンに
「飛行機の操縦桿から手を離さずに見ることができる時計が欲しい」
と依頼され、誕生したのが「サントス・ウォッチ」。
この時計が腕時計の新時代を切り開くこととなった。
その後、樽の形から「トノー」、亀の甲羅の形から「トーチュ」、
第一次世界大戦で活躍した洗車から「タンク」など次々に発表し
多くのコレクションがベストセラーとなり、ロングセラーとなる。
フランソワの息子である「アルフレッド・アルティエ」は
「ルイ」「ピエール」「ジャック」にカルティエの成長を託し、
それぞれにパリ、ロンドン、ニューヨークの三大都市のショップを任せる。
なかでもパリに残り、カルティエの基盤を支えた長男のルイは
その才能をいかんなく発揮し、カルティエの発展に大きな影響を与えた。
精巧で高度な技で作られたジュエリーウォッチは
カルティエの大きな魅了となっている。
1980年代後半まで日本市場では「カルチェ」と表示、発音されていたが、
それ以降、本国や英語圏市場での発音に近い「カルティエ」に統一された。
1819年 創設者「ルイ=フランソワ・カルティエ」誕生
1847年 モントルゲイユ街にアトリエを開設
1853年 ヌーブ・デ・プティ・シャン通りに出店
1899年 ラ・ペ通りへと店を移転
1902年 ロンドン店オープン
1904年 イギリス王室(エドワード7世)の御用達となる、「サントス・ウォッチ」を開発
1912年 ミステリークロックを考案
1924年 スリーゴールドリングを発表
1938年 香水 パル口コミ カルティエが誕生
1955年 ジャン・コクトーの剣を制作
1973年 レ マスト ドゥ カルティエ提唱
1974年 レザーグッズが誕生
1984年 カルティエ現代美術財団を設立
1985年 「パシャ」ウォッチ コレクション誕生
1997年 創業150周年を記念した回顧展「カルティエ1900-1939」開催
1999年 パリ ヌーベルバーグ コレクション発表
2001年 雑誌「カルティエ アート」創刊
2003年 カルティエ銀座オープン
2004年 サントス生誕100周年を記念し、3つのサントスモデルが登場
レザーグッズ
宝飾品
時計