マラカイトの由来は云われが多くあります。
ギリシャ語で銭蒼という緑色の植物に似ている事から「malache」、
ギリシャ語で柔らかいという意味の「malakos」などがあります。
和名は「孔雀石(くじゃくいし)」です
緑色が羽を広げた時の孔雀に似ている事から名づけられました。
また、別名・アイストーンと呼ばれています。
古来では、アイシャドウとして使用され、
銅の力で目の周りに寄って来る小虫を防ぐ効果や、
洞察力を高めるという意味から
クレオパトラが真実を見極める為に利用した事に由来します。
アイシャドウ以外にも、子供のお守り、花火の着色剤、
岩絵の具、顔料など様々な物に利用されています。
緑色の濃淡模様は、銅の鉱物が炭酸を含んだ水に触れて表面を浸食し、
銅のイオンを染み出させて形成されています。
これを研磨すると、めのうのような縞模様が表れます。
色の濃い良質な物は掘り尽くされてしまい、
数が大変少なく、希少価値が高いとされています。
パワーストーンとしては
心と体のエネルギー毒素を洗い流し、
直観力や洞察力を高めるとされています。
また、恋愛成就にも効果があり、
恋のお守りとして身に着けている事も多い石です。