和名は「紅石英(べにせきえい)」・「バラ石英(ばらせきえい)」です。
ローズクォーツは、愛と美の女神「アフロディーテの石」とされ、
アフロディーテに捧げたバラ(ローズ)から由来すると言われています。
古来から置物や彫刻材料として需要が多い石で、
古代ローマではカメオやインタリオの細工を施した
印章や装飾品など、幅広く使用されていました。
ほとんどは岩のような塊で産出されますが、
結晶はごく限られた地域からしか産出されていません。
その為、結晶の希少価値が非常に高く、
コレクターから人気がある宝石の一つとされています。
曇りやヒビが入っている物が多い為、
透明度が高いものは希少品とされています。
大量産出国はブラジルですが、
最高品質を産出するのはマダガスカルです。
パワーストーンとしては、
愛と優しさの象徴とされ、内なる美しさを輝かせ、
心の傷やトラウマを癒し、女性的な面を引き出す力があるとされています。
また、恋愛成就にも素晴らしい効果を発揮し、
出会いや結婚への道を導くともいわれています。