【香取秀真】文化勲章受章者の買取作家・取扱い一覧

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香取秀真

香取秀真
香取秀真(1874~1954)
千葉県出身の明治~昭和時代に活躍した鋳金家で、学問としての金工史を確立した事で金工の研究者としても優れていた人物で、日本における美術の工芸家として初めての文化勲章を受章している事でも知られています。
金工以外にもアララギ派の歌人としても活躍しており、正岡子規の門下でもありました。
 
5歳で佐倉にある麻賀多神社の宮司・郡司秀綱の養子となった香取秀真は、遺跡や古い寺院が周りに多く、幼い頃から古代への関心を持っていました。
昔から作られていた仏像などを自分の手で作ってみたいと思うようになると、養父であった郡司秀綱は代々受け継がれていた土地を売って、上京する資金に充ててくれました。
 
東京に出て東京美術学校を首席で合格し、鋳金科へ進んだ香取秀真は岡崎雪声、大島如雲に師事し、卒業後からは日展で活躍するようになります。
日展での数々の受賞やパリ博覧会で銀牌を受賞するなど国内外でその名声を高めていきますが、作品は思ったように売れず、厳しい生活が続いていました。
鋳金を行うためには模型や鋳型を作ったり、金属を溶かしたりする作業が必要となってくるため、弟子の存在は欠かせず、生活が苦しくても妻の嫁入り道具を売って弟子たちを養っていました。
そのため、妻には逃げられてしまい、経済的にも精神的にも厳しい状況となってしまいました。
 
その後は養母の母である金子うしの協力もあり、再起の努力を続け、東京美術大学教授として後進の指導にあたり、精力的に制作活動を続けた結果、近代鋳金界の第一人者としての地位を築き、再婚して幸せな家庭も築く事ができました。

香取秀真年表


1874年 千葉県で生まれる
1896年 東京美術学校鋳金科を卒業する
1898年 日本美術展で褒状一等となる
1900年 パリ万国博覧会で銀賞牌を受賞する
1933年 東京美術学校教授となる
芸術院会員となる
1934年 帝室技芸員となる
1953年 文化勲章を叙勲、文化功労者となる
1954年 1月31日、81歳で逝去

1874年 千葉県で生まれる

1896年 東京美術学校鋳金科を卒業する

1898年 日本美術展で褒状一等となる

1900年 パリ万国博覧会で銀賞牌を受賞する

1933年 東京美術学校教授となる

00000年芸術院会員となる

1934年 帝室技芸員となる

1953年 文化勲章を叙勲、文化功労者となる

1954年 1月31日、81歳で逝去


香取秀真代表作

松島文久利口釜
松島文久利口釜

『竹内久一先生』
『草花文花瓶』
『瑞鳥銅印』
『鳳凰香炉』
『蟠龍文方鏡』
『唐銅葡萄額面』

『竹内久一先生』

『草花文花瓶』

『瑞鳥銅印』

『鳳凰香炉』

『蟠龍文方鏡』

『唐銅葡萄額面』


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