三重県鈴鹿市で生産されている墨です。
練り固めた墨に彫刻などの細工を施した美術工芸品も有名です。
平安時代の初期に鈴鹿の山の肥松を使って作られたのが始まりといわれており、江戸時代以降に墨染や寺子屋による需要増加とともに御三家紀州藩の保護のもと大きく発展していきました。
1980年には国から墨として唯一の伝統工芸品に指定され、墨の世界で初めて色墨に成功したのも有名です。
鈴鹿墨は地理的にも気候的にも恵まれた条件が揃っているため、墨の発色が良く、上品で深みのある墨を作ることが出来、書道愛好家に幅広く愛用されています。
『生粋松煙』
『鈴鹿』
『綿花』
『絶世』
『極』
『天空』