耐火煉瓦などの材料に使われる蝋石の一つです。
白、灰、緑などの色があり、脂肪光沢をもっているのが特徴です。
鉛筆が普及していなかった明治時代初期の小学校ではノートの代わりに石版と石筆を使って書き取りをしていました。
印材としても使用できますが、主に建設現場や鉄工所、造船所などの鉄板やコンクリート面などに記号を記入するために使われています。
また、柔らかく彫刻刀やカッターなどで簡単に彫れるので、小学生の授業などで使用されることもあります。
石の産地として世界一といわれた日本ですが、最近では輸入が多くなってきているそうです。