創業年=1917年
創業者=アウグスト・アーノルド、ロベルト・リヒター
創業国=ドイツ
1917年に設立された世界最大の高品質映画機材(16mm、35mm、65/70mm)と映画用光源機材のメーカーである。社名は創業者であるアウグスト・アーノルトとロベルト・リヒターに由来する。
1937年エーリッヒ・ケストナーが発明した世界初のレフレックスミラーシャッターを、1937年に35mmカメラ「フレックス35」に導入した。この技術は、回転する鏡により静止画像用の一眼レフカメラ同様にフィルムに送られるのと同じレンズを通した画像を、ファインダーで確認することができるので構図やピント合わせに有利であり、この技術は今日でも多くの映画用カメラに使用されている。
1960年代にスタジオの外での撮影需要の高まりに応じて、報道や戦場撮影用の軽量の可搬式カメラの製造も製造する。「アリフレックス16ST」カメラの投入は16mmフォーマットにとって廉価な報道やテレビジョンメディアムとして革新的なものであり、「アリフレックス35BL」は軽量でカメラの活動領域を広げた。レンズはカール・ツァイスから供給されている。
2005年には、デジタルカメラとして「アリフレックスD-20」、2008年に「アリフレックスD-21」を発売している。