創業年=1879年
創業者=アルフレッド・ハーマン
創業国=イギリス
「イルフォード」は、イギリスの写真用品メーカー、およびそのブランドである。2004年に破産、2005年にハーマン・テクノロジー社として再編、白黒製品についてのブランド名はイルフォード・フォトに変更になった。
モノクロフィルム、印画紙などの資材が主力であり、特にフィルターを換えることで色々な階調で使えるマルチグレードペーパー、カラーネガ現像で白黒ネガを得られるXPシリーズのフィルムが特徴的な製品として知られる。以前はカメラ製造もしていた時期がある。
日本における総代理店は永年、中外写真薬品が受け持っていたが、2008年4月以降はサイバーグラフィックスに移管している。銀塩需要が減少し各社、製品の縮小を行っている中にあって、代理店と協力し精力的に製造販売活動を行っている。
カメラについては、120フィルムカメラとして、二眼レフカメラ風の6×6㎝判ボックスカメラである「クラフツマン」、135フィルムカメラとして、「エレクトリックCR」などがある。