創業年=1893年
創業者=Glunz & Bulter
創業国=ドイツ
オリオンベルクは1893年に設立されたドイツの大判・中判カメラメーカーである。1921年に「オリオンベルク」の社名となった。様々な大型カメラを製作したが、1933年に破産した。
初期のモデルは、2シャッターカメラである「Bülter & Stammer 13x18 Zweiverschluss」 、「Orion Box」、「Orion Daphne」、「Orion Dorrit」、「Orion Tropen」、「Orion-Klapp-Reflex」、「Photo-Recorder 1578」などが製作・販売されている。
1928年から発売された「Rio」シリーズとしては、「Rio2C」から「Rio85C」まで製作・販売されている。フィルムサイズによってカメラ名称にAからEまでの番号がつけてある。「Rio 5C -- a 9 x 12 vertical plate camera」ではCarl Zeiss Jena Tessar f/4.5 15cm のレンズが使われている。「Rio 83 B」では120 ロールフィルム使用である。「Rio 84 A」は127フィルム使用の4×6.5㎝カメラとなっている。