創業年=1920年
創業者=ハインリヒ、マックス、ジョゼフ兄弟
創業国=ドイツ
中級向け機械式一眼レフを製造・販売したドイツのメーカーである。1971年までに生産を停止した。
1932年に127判ロールフィルムカメラ「Wirgin-Gewirette」を製造・販売した。これは沈胴式レンズを持つレンズシャッターカメラで、ファインダーはガリレオ式だった。
一眼レフカメラで知られている「エディクサ」シリーズは1953年から72年までの間に非常に多くのモデルが作られた。初期のエディクサの多くは小柄で上品な銀色アルマイト姿の Cassarを付けていた。レンズは回転ヘリコイド。筒先の絞りはクリックなしだが、これは当時の小型カメラには多く見られる構造となっている。
1960年頃に発売となった「エディクサ・フレックス」は西ドイツの代表的な一眼レフカメラである。シリーズ化されているが、基本構造は、2軸回転式の機械式布幕横走フォーカルプレーンシャッター、前面にシャッターボタンがあり、その真下にMとXのシンクロ接点。初期は自動絞り機能無しで、ミラーはクイックリターンではないが、後期には自動絞り対応、クイックリターンミラー付きになる、など初期と後期であまり変化はない。