創業年=1959年
創業者=小林文治郎
創業国=日本
コシナは、レンズ等の光学機器を製造する会社名である。1959年、「株式会社ニコー」として創業。写真用光学レンズ加工と組み立ての下請けとして事業する。1966年に35mmコンパクトカメラ、69年に35mm一眼レフカメラの製造を開始。73年に「コシナ」に社名を変更。99年、フォクトレンダーブランドの商標使用許諾を得る。レンジファインダーカメラ「ベッサ」シリーズや一眼レフカメラ「ベッサフレックス」、各種交換レンズ群を製造・販売している
1999年に、プルスフォト、リングフォトから商標権の通常使用権の許諾を受け、フォクトレンダー及びその一連のレンズ名の商標を使用してレンジファインダー・カメラおよび交換レンズを製造・販売する。その第一弾として、M 型ライカを強く意識した「ベッサL」を発売。以後、「ベッサR」 シリーズとして進化し、完成度を高めていった。
その後、M42マウントの一眼レフカメラ、ライカマウントのレンジファインダー・カメラ用の交換レンズ・一眼レフ用・ニコンFマウント用の交換レンズ等の各種のカメラ機器・交換レンズ等をはじめとする民生用光学機器を製造・販売し、海外輸出を含むブランド戦略を展開している。その際レンズ名として用いられているものとしてはスコパー、ヘリアー、ウルトロン、ノクトン、アポランター等がある。
2010年からマイクロフォーサーズシステムのデジタル用レンズの製造・販売を開始した。