創業年=1946年
創業者=Bernhard Dangelmaier
創業国=ドイツ
ダコラは1946年にドイツで創業したカメラメーカである。1960年までに約200万機にのぼる安価なカメラを製造した実績を誇っている。また他社ブランド「Porst」、「Ringfoto」、「Ferrani」、「Ilford」、「Lumière」へOEMカメラも製造した。1972年に買収され、カメラ事業は廃止された。
ダコラは、35mmカメラ「Dacora 35」シリーズ、「Dacora CC」,「DacaraDignette」シリーズ、「Dacora Universa」シリーズの多様なカメラを製造・販売している。また120フィルムカメラとして、「Color-Digna」、「Dacora」シリーズカメラ、126フィルムカメラとして「Electronic 126」、「Electronic Instapack」、「Dacora Instacora」シリーズなど、多様な用途のカメラを販売している。
「Dacara 35」は1970~72年にかけて、ビューファインダー式カメラとして発売され、「Dacara 35C」から「Dacara 35RL」まで9モデルを出している。「 DACORA Dignette」もビューファインダー式の小型カメラで、1955~62年にかけて発売された。このシリーズのカメラには、Steinheilの三枚玉Cassarレンズを搭載したもののほかに,SubitarやDignarといったレンズが搭載されているものも見られる。