潘天寿は中国・浙江省寧波市に生まれた画家・美術教育家です。
字(あざな)は「大颐」「阿寿」で、号は「雷婆头峰寿者」です。
幼少時代に書画の篆刻を独学し、7歳で浙江省立第一師範学校に入学して学を高めました。
その後は、様々な学校で教師を担当し、日本で美術教育を学んだ後、国立技術専門学校の校長となります。
特定の作家に師事せず、独学で学び、それぞれの作家の優れた所を吸収し研究していきました。
花鳥と山水を得意とし、独自の筆遣いで作り上げる作品には独特の風格があり、評価の高いものが多いです。
1897年 生まれる
1915年 浙江省立第一師範学校に入学
1920年 浙江省立第一師範学校を卒業
1923年 上海へ移住し美術専門学校と新華芸術専門学校の教授を担当
1928年 杭州に定住し任西湖芸術院の教授を担当
1929年 日本で美術教育を学ぶ
1994年 4年間、国立技術専門学校の校長を務める
1949年 中国美術家協会の副主席に就任
1958年 ソ連芸術学院の名誉院士に就任
1963年 中国書家代表団として日本を訪問
1971年 74歳で逝去
露气雨后千山
铁铸成
记写雁荡山花
潘天寿画集
潘天寿画选
潘天寿画辑
潘天寿书画集