【呉作人】中国美術の買取作家・取扱い一覧

呉作人

呉作人(1908～1997)

呉作人の作品を買取ります

呉作人は中国・江蘇省蘇州市に生まれた画家です。

4歳の時に父が死去し兄が生計を立て、
貧しい生活をしていました。

その後、江蘇工業専門学校へ入学し建築や画を学び、
上海大学へ進学してからは徐悲鴻と出会い、
文芸の革命運動に参加しました。

ヨーロッパへ渡り、パリ高等美術学校へ入学し洋画を学び、
入学して二年後には校内の油絵大会で金賞を受賞しています。

各国の招待に何度も応じ、講演・展覧会・文化交流など
様々なイベントに参加し、世界各国での名声を高めていきました。

洋画と中国画を混合させた作品の技術向上に尽力し
並外れた芸術才能を表していきました。
その技術の高い作品を求めて、
国内外の収集家や博物館が探しまわっているそうです。

伝統を継承しながらも新しい技法を開拓した
作家・教育家といわれ、現在でも高く評価されています。

呉作人年表

1908年　生まれる
1912年　父が死去
1921年　蘇州工業専門学校へ入学
1926年　蘇州工業専門学校で建築を学ぶ
1927年　上海芸術大学へ入学し、文芸の革命運動に参加
1928年　中国南部芸術学院へ入学し徐悲鴻の元で芸術を学ぶ
1930年　パリ高等美術学校に入学
1931年　パリ高等美術学校の美術展で金賞を受賞
1934年　ドイツ、イギリス、アメリカなどの博物館を見学
1935年　帰国し国立中央大学で講師を務める
1936年　中国美術界に参加、呉作人、劉開渠らと共同展覧会を開催
1939年　アメリカでの中国画展覧会に参加
1943年　陝西甘青地区へ出向き、壁画を模写する
1944年　チベット地区で写生を行う
1945年　成都で絵画展を開催
1946年　国立北京芸術で教授兼教務主任と北京美術家協会の理事長を担当
1947年　フランス・スイス・イギリスで個展を開催
1948年　蕭淑芳と結婚
1949年　全国美術家協会の常務理事に就任
1950年　中央美術学院の教授兼教務主任を担当
1951年　中国文化代表団にと共にインド・ミャンマーを訪問
1953年　中国美術家協会の副主席に就任
1955年　中央美術学院の副院長を担当
1958年　中央美術学院の院長を担当
1961年　東北へ出向き、写生を多く作成
1963年　世界卓球選手権の中国優勝を祝い、中国画を作成
1972年　国賓館に作品を寄贈
1977年　中国美術家代表団が来日し書画展へ参加
1979年　中央美術学院の名誉院長に就任
1980年　アルゼンチンとオーストラリアを訪問し作品を制作
1982年　中国美術家代表団がフランスで展覧会を開催
1984年　フランス政府から芸術と文化の最高勲章を授与される
1985年　中国美術家協会の主席に就任
1987年　フランスでの中国支援バザーに作品を寄贈
1988年　ベルギーで名誉賞を受賞
1989年　国際美術基金会を北京で創立
1995年　中国民主同盟参議館の副主任に推挙される
1996年　脳梗塞で緊急入院する
1997年　89歳で逝去