琉璃は中国のガラス工芸品のことで、人工水晶で作られています。
製造方法や成分によって「古法琉璃」「台湾琉璃」「水琉璃」の3種類に分けることができます。
古代の琉璃の主な成分は鉛鋇ガラスなので、飲食用の食器を作ることはできませんでした。
そのため、位の高い人間の装飾品や建築材料として宮殿や廟、陵などに使われています。
また中国五大名器の一つといわれており、神のように扱われ人々の願いが託されてきました。
緑の瑠璃は平和と生命の幸福を表し、大きな浄化機能を持つといわれ、白は純潔の象徴とされ、紫と合わせる事によって恋愛成就につながると信じられてきました。
現在は、置物だけではなくアクセサリーなどたくさんの種類が作られています。