発売年=1951年
製造社=オリエント時計
創業国=日本
「オリエントスター」は、1951年の誕生以来、「輝ける星」として生まれた本格派機械式時計ブランドで、ロングセラーを続けるオリエント時計の代表的なモデルである。デザイン、部品、製造、それらすべての点で"輝ける星"と呼ばれる機械式時計を作りたい、そんな職人たちの願いが「オリエントスター」の名に込められている。流行に流されないオーソドックスなデザインは、どんなファッションとも相性がよく、あらゆるシーンで活躍している。
オリエント時計は1970年代にはクォーツ時計の比率を高め、一時は機械式時計の開発を中断していたが、1990年代末に機械式時計ブランドの「オリエントスター」を復活させた。
2006年には「ダイナミック 誕生55周年記念モデル」が復刻版として発売。さらに2012年に「オリエントスター クロノグラフ」が登場。このモデルは、高級機種ムーブによく使われる「コラムホイール」が搭載され、またシースルーバックから見えるローターはオリジナルでパンチング加工が施されている。同じく新開発の自社製機械式GMTムーブメントを搭載したオリエントスターの新たなフラッグシップモデルである「オリエントスター GMT」や、約2年の開発期間を費やした「オリエントスターレトログラード」が発売されるなど、斬新なデザインと磨き上げられた高度な技術力を投入したモデルが次々と登場している。