創業年=1874年
創業者=ジョルジュ・エドワール・ビアンジェ
創業地=スイス(ラ・コート・オ・フェ)
1874年の創業以来、ピアジェは創造への意欲と細部へのこだわりを持ち続け、確かな技術を基盤として、大胆さと斬新さを兼ね備えた時計製造の技術的限界にチャレンジし続けている。自らの独立性をはっきりと示し、奇抜さを巧みに操って生み出されたモデルは、その時代に強い影響を与えるとともに、時を超えて愛され続けている。
1979年、前衛的なデザインで流行に左右されないスタイルの「ピアジェ ポロ」ウォッチを発表し、ピアジェを代表するモデルとなる。ブレスレットをケースに完全に一体化した技術性とデザイン性の巧みな融合によって「ピアジェ ポロ」ウォッチは、世界中のスターやセレブたちにふさわしい時計の新しい概念を提示し、世界的な評価を確立する一翼を担った。
1990年には、時代のニーズに応え、新しいキャリバー 430Pと500Pを開発。この二つのキャリバーは、極薄キャリバーの分野においてピアジェの名を歴史に刻んだキャリバー 9Pと12Pの後継モデルである。1998年に、1957年作のモデルにインスピレーションを得た、シンプルなデザインにクラシックな趣とエレガンスが息づく極薄時計「ピアジェ アルティプラノ」コレクションを発表、さらに1999年には、最も精巧な機械式ムーブメントを搭載した、「ピアジェエンペラドール」のラインが加わった。これらのモデルは、ピアジェの歴史に残る傑作ウォッチにインスパイアされ、それを力強く現代的に表現したもの。
2010年には、自動巻きムーブメントと自動巻き時計の両方において二つの世界最薄記録を打ちたてた。その2年後には、透かし彫りという卓越した技巧を見事に表現した、このムーブメントのスケルトンバージョンを発表。極薄という数多くの難題を要する領域において絶えず新たなチャレンジを自らに課し、発展を遂げている。