創業年=1942年
創業地=ロシア(モスクワ)
1942年、ロシアのモスクワからタタールスタン共和国のカマ河岸の町チストポルに、第二次大戦のあおりを受けて疎開してきた時計工場を源流とする時計メーカー。
ミリタリー調ウォッチやダイバーズウォッチをメインとして、機械式でありながらリーズナブルなコレクションを展開し、「コマンダスキー」などヒットモデルを輩出した。
1965年、ソビエト連邦国防省の公式サプライヤーに認定され、「コマンダスキー」や、200m防水の陸軍用腕時計「アンフィビア」などを開発。
2004年、リトアニアの「コリツ(Koliz)社」によって、ブランド名を現在の「ボストーク・ヨーロッパ」と改めて再スタートを切る。
自社製のムーブメントを用いた、高水準の防水性・耐久性を誇示するモデルを打ち出し、ラリーなどの苛酷なスポーツ分野にアプローチを広げている。
近年ではバーゼルワールドでも新作を発表するようになり、高性能かつ優れたコストパフォーマンスで、世界的ブランドへの道を歩んでいる。