創業年=2008年
創業地=日本(東京)
「シチズンシリーズエイト」は、シチズン時計が、「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート」をブランド・コンセプトとして、2008年から発売しているウオッチである。現在まで「801」から「806」までのシリーズがある。
「シチズンシリーズエイト」の特徴は、すべてのパーツを美しく仕上げるために考えられた8体構造のケース。これらを構成するすべてのパーツは数々の工程を経て作り込まれ、磨きあげられる。磨き上げ専用の治具を用い、熟練の技術者の手により、一つ一つ丹念に仕上げられている。また針は、視認性を追求、さらに存在感を持たせながらも、シャープでスマートナイメージに仕上げられ、中心部の針どめを隠す高級時計ならではのスタンダードな処理も施されている。
2012年発売の「シリーズエイト806」ブラックは、"東京の夜の静寂"がテーマ。高層ビルを灯す光が消え、夜明けを待つ一時の「静寂さ」をイメージし、ケースとバンドをブラックに統一。また、ワールドタイムの都市名を文字板外周にさり気なく配置することで、機能の主張は奥ゆかしくも全体にシャープな印象を与えている。日中米欧の標準電波を受信するキャリパー H149を搭載し、光発電エコ・ドライブの持続時間は約2年。ガラスには両面無反射コーティングのサファイアガラスを採用している。