創業年=1930年
創業者=中島与三郎
創業地=日本(東京)
1918年、シチズンの前身となる尚工舎時計研究所が発足。
1924年、懐中時計「CITIZEN」を発売。「市民(英語でシチズン)に愛され親しまれるように」という想いから命名された商品名は、1930年に設立された会社名に採用された。
腕時計のムーブメントで国内最大手、世界シェア3割以上を誇る日本の時計ブランド。
設立以来、一貫して技術力を武器に新機構の開発に力を入れる。
1956年、国産初となる耐震装置つき腕時計「パラショック」を発表。ヘリコプターからの落下実験で成功をおさめ、技術力の高さを大勢の見物人に示した。
1959年、国産初となる自動巻き完全防水ウォッチ「パラウォーター」を発表。太平洋横断テストをクリアして話題を集めた。
1962年、当時世界一薄型の2.7㎜のムーブメントを開発。
1967年、世界初の水晶電子クロック、71年に音叉式電子ウォッチ、72年に重力式ゴルフ用カウンター機能付きモデルを発表。
"技術のシチズン"として世界的なブランドへと成長する。
1989年、電波時計の研究にもいち早く着手し、93年にアンテナを文字盤の中央に配した世界初の多局受信型電波時計を開発。年々改良が進められ、2003年に世界初のフルメタルケースモデルを発表し、06年にはアナログ式で世界最薄の電波時計ムーブメントを完成させた。
2011年、人工衛星から時刻情報を受信する世界初の腕時計「エコ・ドライブサテライトウエーブ」を発表。
世界の市民に愛される大ブランドとして、技術革新への絶え間ない挑戦を続けている。