創業年=1860年
創業者=エドワード・ホイヤー
創業地=スイス(サンティミエ)
1860年、エドワード・ホイヤーによってスイスのサンティミエに設立された時計ブランド。
絶え間ない技術革新によって、時計の計測技術の発展に大きく寄与し、スポーツ界、産業界、科学界、そして時計界に貢献してきた名門ブランド。
数多くのラグジュアリースポーツのオフィシャルタイムキーパーに就任している。
時計の精度を高度に発展させることを目標に掲げ、1882年に最初の特許を取得。1887年には現在のクロノグラフの基礎でもある「振動ピニオン」で特許を取得
1916年、1/5秒の計測が限界だった時代にあって、1/100秒単位の計測を実現した「マイクログラフ」を開発。
1920年のアントワープ大会から連続3回のオリンピック公式計時を担うなど、世界の主要スポーツイベントで早くから活躍してきた。
1911年、史上初のダッシュボードクロノ「タイム・オブ・トリップ」を発表。33年に時速記録計を搭載したレージング用ダッシュボードクロノグラフ「オウタヴィア」を世界に先がけて完成させ、モータースポーツ界において無二の存在となる。
1950年、高精度ムーブに高視認性ダイヤルを備えたクロノグラフ「カレラ」を発表。ヒットを収め、名立たるレーサーの愛用品となった。
1970年代からフェラーリF1チームの公式計時を担当し、92年からはF1のオフィシャルタイムキーパーに就任。伝説のレーサーアイルトン・セナもホイヤーを腕に巻いていた。
2004年から3年間、インディカーレースの公式計時を行い、1/10000秒という高精度のタイムキーピングを示した。
2010年、創業150周年を記念するかのように、初の自社製クロノグラフ・・ムーブを搭載した「カレラ1887」を発表し、シンプルで普遍的なデザインと相俟って世界的な大ヒットとなる。
2011年、1/1000秒の計測が可能な腕時計「マイクロタイマーフライング1000 コンセプトクロノグラフ」を発表。
業界の先頭を走りつつ、正確で高精度な時計を追求し続けている。