創業年=1845年
創業者=フェルナンド・アドルフ・ランゲ
創業地=ドイツ(グラスヒュッテ)
高精度ミリタリーウォッチに定評があるドイツの時計ブランド。
1845年、"ドイツ時計産業の父"フェルナンド・アドルフ・ランゲがドイツのグラスヒュッテで開いた工房を源流とする。
1927年、ドクター・エルンスト・クルツにより、ドイツ時計関連会社の大合併が指揮され、「UFAGグラスヒュッテ社」が設立。同社が製造する最高精度の時計を、ラテン語で"精密"を意味する「TUTIMA(チュチマ)」の称号で呼んだ。
1941年、ドイツ帝国空軍の依頼を受け「フリーガークロノグラフ」を製造。世界初の制式軍用腕時計として約3万本納入された。
1960年、アシスタントであったディーター・デレカーテが経営を引き継ぎ、1983年に社名を「TUTIMA」に改める。
1986年、機能性・安全性・視認性など厳しい試験をクリアして、ドイツ空軍に「Ref.798-02 ミリタリー・クロノグラフ」が制式採用。89年にはNATO軍にも制式採用される。
パイロットウォッチの分野でも活躍を見せ、アメリカ・サンフランシスコではパイロットアカデミー(航空技術向上と安全を目的としたスクール)の主催を筆頭として、様々な航空関係業界や団体の支援、スポンサー活動を行う。
近年ではヨットシーンにも進出し、防水性・耐久性に優れた高精度なダイバーズウォッチを展開している。