基本的に、数十点程でまとめてお買取りさせて頂くことが多いですが、家紋入りの笄など時代物の笄であれば、お一つでも高く評価できるものがございます。笄を含め和装小物のご処分はいわの美術へお問い合わせください。
髪を整えるための道具で「こうがい」と読みます。
昔は髪を結った状態で髪掻きとして使われていた為、箸に似た細長いもので、男女共に常に携帯されていました。
江戸時代になると女性の髪飾りとなり形や素材などが変化していきました。
※形状が似ているため簪(かんざし)と混同しがちですが、ルーツは全く別のものです。
象牙・べっ甲・翡翠・金・銀・漆・水晶・瑪瑙 など
男性用の笄は日本刀(脇差)の付属品の一つとして、刀と一緒に携帯されていました。
日本刀を挟むようにして、小柄と笄が収納されています。男性用の笄は平たく、小柄と同じくらいの大きさですが小柄より細身なのが特徴です。
『倶利伽羅龍』