【象牙の櫛くし・簪かんざし】象牙・犀角・珊瑚・翡翠の買取作家・取扱い一覧

 

象牙は日本古来より高級品の素材として重宝され、高値で取引されています。

一方、日本では古来より女性の髪を梳くために使っていた櫛は、アクセサリーの要素も具わるようになり、簪と共に女性たちの必須アイテムとなりました。

その中でも高級素材とされる象牙を使った櫛や簪は身分のステータスを表す意味合いもあり、高貴な身分の者しか手にする事ができない品物でした。

象牙の素材そのものの美しさをいかしたものから、蒔絵、精緻な彫刻が施されたものなどその種類は様々で、現在でもコレクターとして収集している方もいらっしゃいます。

 

象牙を採取する事ができるのはアフリカ象やインド象なのですが、象牙の人気の高さから高額取引が行われているため乱獲が起こり、象牙を採取できるアフリカ象やインド象の数が激減してしまった事から、現在では取引が規制されています。

牙の状態になっている象牙は「国際希少野生動植物種登録票」がないと売買してはいけない決まりになっており、財団法人自然環境研究センターに登録申請し、登録票が発行されています。

 

しかし、象牙の櫛や簪はすでに加工されているものですので、所有や売買するのに登録票の必要はございません。