八幡暹昌(やわたたけまさ)は、伝統雅楽師・雅楽楽器製作者で、八幡政平氏次男です。
文部科学省 選定保存技術「雅楽管楽器製作修理」の保持者でもあり、雅号は「八幡内匠」です。
京都左京区静市に工房を構え、義経も吹いていたことでも知られる龍笛等を作っています。 以前は笙の作者としてNHKでも取り上げられたこともあり、宮内庁御用達でもある八幡暹昌の笛は、笛吹きの間では大変評価の高いものとなっています。
八幡暹昌氏の笛は全て一人で数々の工程を、丹念に手作業で作っていることも有り、長くて3年は待たなければ手に入らない場合もあると言われています。
八幡暹昌の笛は音程が正確でよく鳴り、非常に美しい音とされており、氏の笛には「八幡内匠」と刺繍の入った専用の袋が附随してきます。