ギ・ドグレーヌ Guy Degrenneは1932年にエミール・ドグレーヌが創立し、
その翌年にはアンリ・マリス・ローレンスと
パートナーシップを結びました。
当初は陶磁器の制作をメインに行っていましたが、
創立者のエミールは鍛冶屋で働いていた経験を活かし
シルバー製品の制作も始めました。
すると、カラトリーが大ヒットを収め
売上高の半分はカラトリーが占めてたといわれています。
中でも「ナイフ」は高級レストランやホテルはもちろん、
病院の手術用などでもよく使用されています。
第二次世界大戦後には、
アンリ・マリス・ローレンスとのパートナーシップを解除し、
カラトリーアイテム専門の会社を立ち上げると同時に
息子2人も経営に参加しました。
しかし、戦後間もない時期だった事から
材料が不足していましたが、壊れているタンクや鎧を代用し、
製作を続けてたといわれています。
テーブルウェア業界に革命を起こした
「ステンレス」」などの新素材の導入も早く
時代を引率していきました。
その後、社名を長男の名前である「Guy Degrenne」に変更し、
企業の多角化と技術革新を始めました。
それまでは一般市場にあまり出回っていませんでしたが
積極的に市場へ卸すとさらに名声が高まり、
1958年までには大企業へと成長を遂げていきました。
その後も新しい製品を世に発表し続け
ヨーロッパを代表するテーブルウェアメーカーとなりました。
1932年 創立
1933年 アンリ・マリス・ローレンスとパートナーシップを結ぶ
1948年 エミールの息子、ガイとレイモンドが経営に参加
1958年 企業を拡大
1967年 ヴィレに新工場を設立
1974年 全国的な広告を行う
1998年 初の小売店をオープン
カラトリー
テーブルウェア