ロウストフト Lowestoftは1756年にロバート・ブラウンが創業しました。
創業当初は地域密着型メーカーとして
手頃な価格で家庭用の日常食器を制作していました。
気軽に工場を訪れ、製品を購入することができ、
さらに好みの絵柄や文字入れにも対応しました。
ロバート・ブラウン死去後は、息子のロバートが継承し
エナメル絵付けやプリント絵付けなど経営方針を転換しました。
中国製に似た磁器も製作しており、それらを
「チャイニーズ・ロウストフト」と呼んでいたそうです。
ロウストフト地方はイギリスの南東の海岸沿いに位置する事から
観光客が多く訪れ、空いた時間にロウストフト窯を訪れたそうです。
そういった背景から、土産品の制作に注力するようになり
ロウストフトの名が書き込まれた製品を発売すると人気を呼びました。
その後、1799年にウースターの傘下となり
自社製造が終了となりましたが、デザインは引き継がれ
1802年頃まで絵付けが続いたといわれています。
世界各国にコレクターが多く、現在も愛され続けています。
1756年 創業
1771年 ロバート・ブラウン死去、息子が事業を継承
1779年 ウースターの傘下となり自社製造が終了
1802年 この年までデザインが引き継がれる
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