【三輪休和(10代・三輪休雪)】人間国宝・重要無形文化財保持者の買取作家・取扱い一覧

0120-226-590 営業時間 9:00~19:00(年中無休)
買取品目一覧

三輪休和(10代・三輪休雪)

三輪休和(10代・三輪休雪)
三輪休和(10代・三輪休雪)(1895~1981)
三輪休和(10代・三輪休雪)の作品を買取ります
 
三輪休和(10代・三輪休雪)は山口県出身の昭和時代に活躍した日本の陶芸家です。
重要無形文化財「萩焼」の保持者に認定され、萩焼の特色でもある白釉に関しても弟の三輪壽雪(11代・三輪休雪)とともに「休雪白」という独特の技法を生み出しました。
また、弟の三輪壽雪も後に重要無形文化財の認定を受けており、兄弟揃っての認定は初めての事でした。
 
三輪休雪は萩焼の名家で山口県萩市に三輪窯を構え、その当主が代々襲名している陶芸家としての名前です。
三輪窯は江戸時代の寛文年間に起こったといわれており、坂高麗左衛門の坂窯とともに萩藩の御用窯を務めていた由緒ある窯元として知られています。
三輪窯の当主は、襲名すると休雪を名乗り、隠居すると新しい号を名乗り作陶を続けます。
このように三輪休和も隠居後に名乗っているもので、本名は邦廣といい、三輪雪堂(9代・三輪休雪)の次男として生まれました。
旧制中学校を中退すると祖父であり8代・三輪休雪をつとめた三輪雪山と父親に師事した三輪休和は、その10年後には10代・三輪休雪を襲名しました。
 
川喜田半泥子、金重陶陽、荒川豊蔵らと「からひね会」を結成し、従来の桃山茶陶に固執するのではなく、時代に合った作陶を行うという自由な思想の元で交流を深めていきました。
そして、焼成の方法を根本から見直すことに励み、萩焼の原型である高麗茶碗を研究し、高麗茶碗に和風を取り入れた独特の作風を完成させました。
その中でも「休雪白」という白釉にも独特の技法を生み出し、これは弟と共同で研究を重ねたもので、弟に休雪の名を譲ると、自らは「休和」と名乗るようになり作陶を続けました。
 
山口県指定無形文化財保持者の認定を受け、萩焼陶芸会会長をつとめるなど、比較的歴史の新しい萩焼を、古くからある瀬戸焼や備前焼などに代表される古窯と同等レベルにまで引き上げる事に貢献した事は高く評価され、中古市場でも高値で取引されている作家の一人として認識されています。

三輪休和(10代・三輪休雪)年表


1895年 山口県で生まれる
1910年 祖父と父親に師事して作陶を開始する
1927年 10代・三輪休雪を襲名する
1928年 この頃から藁灰による白釉の発色について研究を重ねる
1934年 朝鮮半島へ古陶磁の視察旅行に出かける
1942年 川喜田半泥子・金重陶陽・荒川豊蔵と「からひね会」結成する
1943年 萩焼の技術保存指定者認定される
1956年 山口県無形文化財「萩焼」に認定される
第3回日本伝統工芸展に初入選する
1957年 山口県陶芸協会初代会長に就任する
萩焼の無形文化財保持者に認定される
日本工芸会正会員となる
1959年 萩焼陶芸協会会長に就任する
1961年 中国新聞社中国文化賞を受賞する
大阪商工会議所委嘱によりマッカーサー元師へ贈呈の花瓶を制作する
1963年、山口国体開催の際に山口県知事より天皇陛下献上の花瓶を制作する
萩市文化財審議委員に委嘱される
1964年 山口県文化功労者として表彰される
1965年、自在庵保存会相談役に就任する
古稀記念作品として天皇陛下、皇太子殿下、各宮家に茶碗を献上する
1966年 参議院委嘱により朝永振一郎ノーベル賞受賞祝賀贈呈の花瓶を制作する
1967年 休雪を弟に譲り、「休和」と号するようになる
紫綬褒章を受章する
1968年 参議院委嘱により、川端康成ノーベル賞受賞祝賀贈呈の獅子置物を制作する
1970年 重要無形文化財「萩焼」保持者に認定される
1972年 萩市名誉市民となる
明治神宮、伊勢神宮、三輪明神、出雲大社に茶碗を奉納する
1973年 勲四等旭日小授章を受章する
1981年 逝去

1895年 山口県で生まれる

1910年 祖父と父親に師事して作陶を開始する

1927年 10代・三輪休雪を襲名する

1928年 この頃から藁灰による白釉の発色について研究を重ねる

1934年 朝鮮半島へ古陶磁の視察旅行に出かける

1942年 川喜田半泥子・金重陶陽・荒川豊蔵と「からひね会」結成する

1943年 萩焼の技術保存指定者認定される

1956年 山口県無形文化財「萩焼」に認定される

00000年第3回日本伝統工芸展に初入選する

1957年 山口県陶芸協会初代会長に就任する

00000年萩焼の無形文化財保持者に認定される

00000年日本工芸会正会員となる

1959年 萩焼陶芸協会会長に就任する

1961年 中国新聞社中国文化賞を受賞する

00000年大阪商工会議所委嘱によりマッカーサー元師へ贈呈の花瓶を制作する

1963年、山口国体開催の際に山口県知事より天皇陛下献上の花瓶を制作する

00000年萩市文化財審議委員に委嘱される

1964年 山口県文化功労者として表彰される

1965年、自在庵保存会相談役に就任する

00000年古稀記念作品として天皇陛下、皇太子殿下、各宮家に茶碗を献上する

1966年 参議院委嘱により朝永振一郎ノーベル賞受賞祝賀贈呈の花瓶を制作する

1967年 休雪を弟に譲り、「休和」と号するようになる

00000年紫綬褒章を受章する

1968年 参議院委嘱により、川端康成ノーベル賞受賞祝賀贈呈の獅子置物を制作する

1970年 重要無形文化財「萩焼」保持者に認定される

1972年 萩市名誉市民となる

00000年明治神宮、伊勢神宮、三輪明神、出雲大社に茶碗を奉納する

1973年 勲四等旭日小授章を受章する

1981年 逝去


三輪休和(10代・三輪休雪)代表作

『萩茶碗』

『萩花入』

『白釉茶碗』

『萩菱形水指』

『立瓜香炉』

『萩東方朔置物』

『萩長寿楽置物』

『萩獅子置物』

『萩編笠水指』

『萩獅子香炉』

『萩天人風炉』

三輪休和(10代・三輪休雪)高価買取ならいわの美術にお任せください!

お問い合わせ・無料査定はこちら

美術店なので美術品、絵画、骨董品、宝飾品、ブランド品なども他店より高価買取!

全国出張買取
宅配買取
出張買取
遺品整理のご案内
はじめての方へ
いわの美術の強み
骨董品・美術品のお役立ち情報
いわの美術の買取専門サイト
お酒買取専門店
茶道具高価買取
骨董品高価買取
着物買取専門店
在庫高価買取
SSL グローバルサインのサイトシール