【山岸一男】人間国宝・重要無形文化財保持者の買取作家・取扱い一覧

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山岸一男

山岸一男
山岸一男(1954~)

輪島塗は高級漆器として、現代においても、

幅広く販売されており、その歴史は古く、

現代のような輪島塗の技術が確立したのは、

凡そ江戸時代前期の寛文年間と伝えられています。


その輪島塗の漆器を鮮やかに加飾する "蒔絵" や "沈金"

という技法。


沈金(ちんきん)は、漆芸の装飾技法のひとつで、

漆の塗面に刃物で文様を彫り、

この痕に漆を摺り込んだあと金箔や金粉等をくぼみに埋めます。

輪島塗や会津塗などで、よく使われている技法です。


この沈金象嵌が評価され、
山岸一男は、2018年に重要無形文化財『沈金』保持者

(人間国宝)に認定されました。


山岸一男は、
沈金師・福光文次郎に師事し、伝統的な沈金技法を学ぶ

とともに、石川県立輪島漆芸技術研修所沈金科で、

前得二や、松田権六等から沈金をはじめとする漆芸技法

ついて指導を受けたのち、技法表現に独自の創意工夫

研究を重ね、その技を高度に体得します。


繊細な制作工程として、作品には様々な工夫が施されて

おり、沈金の一種で、彫溝に漆を摺り込み黒く仕上げる

沈黒や、彫溝に色漆等を埋めて研ぐ、

沈金の応用として発展した『沈金象嵌』は、

複雑且つ繊細な質感の色彩表現を見出しており、

これらの技法を効果的に織り交ぜることによって、

作風を確立し、大胆に抽象化して表す作品達は、

現代感覚溢れるものとして高く評価されています。

山岸一男年表

1954年 石川県輪島市生まれ
1973年 沈金師 福光文次郎氏に師事
1976年 第23回日本伝統工芸展入選。以後連続入選
1984年 第1回日本伝統漆芸展入選。以後連続入選
1987年 石川伝統工芸展 第28回展 日本工芸会賞
1988年 日本伝統漆芸展 第6回展 朝日新聞社賞
1989年 石川伝統工芸展 第30回展 日本工芸会賞
1992年 日本伝統漆芸展 第9回展 文化庁長官賞
1996年 日本伝統漆芸展 第13回展 東京都教育委員会賞
1998年 石川県現代美術展 第54回展 最高賞
1999年 日本伝統漆芸展 第16回展 日本工芸会賞
2003年 日本伝統漆芸展 第20回展 日本工芸会賞
2004年 石川県より紀宮様へ献上の『沈金象嵌深山路小箱』謹製
2005年 日本伝統工芸展 第52回展 高松宮記念賞
2008年 日本伝統漆芸展 第25回展 記念賞
2010年 日本伝統工芸展 第57回展 朝日新聞社賞
2012年 紫綬褒章受章
2014年 石川伝統工芸展 第55回展 NHK金沢局長賞
2018年 重要無形文化財『沈金』保持者(人間国宝)に認定

山岸一男代表作

・沈黒象嵌片身替合子
・漆象嵌盤『涼蔭』
・金銀象嵌漆箱『行く河』
・沈黒緑陰箱『能登有情』
・沈金小箱『春の草』
・乾漆嵌螺鈿箱『花茗荷』 等…

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