【佐々木象堂】人間国宝・重要無形文化財保持者の買取作家・取扱い一覧

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佐々木象堂

佐々木象堂
佐々木象堂(1882~1961)

新潟県出身の明治~昭和時代に活躍した日本の鋳金家です。
蝋型(ろうがた)鋳造の技術をベースにアールヌーボー様式を取り入れた作品が高く評価され、宮内庁買い上げとなる作品もいくつかある事で知られています。
花瓶、香炉を主に手掛けており、天女、鳥、水生生物をモチーフとした置物に秀作を残しています。
重要無形文化財「蝋型鋳造」の保持者として日本の鋳金界に大きな影響を与えた一人として活躍を見せました。

佐々木象堂の本名は文蔵といい、貧しい家に生まれました。
そのため商家に奉公しながら高等学校を卒業しており、画家を志して四条派の絵師・野村文挙に弟子入りするため上京しましたが、極度の近眼であったため画家になる事を断念します。
帰郷した佐々木象堂は近眼であっても鋳金なら可能なのではと思い、初代・宮田藍堂に師事して鋳金を学びました。
独立後は様々な美術展に出品を続け、工芸済々会に入会し、帝展でも活躍を見せており、京都、奈良を旅行した際、正倉院の宝物を拝観し、豊かな造詣に感銘を受け日本の伝統美と西洋のモダニズムの融合を目指すようになりました。
一方で新潟市に越路焼窯新潟陶苑を築いて陶器制作と弟子の養成にたずさわるなど鋳金以外でも活躍を見せるようになりましたが、ここで時代は戦争の波にのまれていきます。

戦禍を避けて佐渡へ疎開した佐々木象堂は金属の入手が困難であった事から陶芸に打ち込み、真野山焼窯を創設し、再び陶芸と子弟を養成していました。
戦後は再び鋳金家としての活動を再開し、日本伝統工芸展を中心に活躍を見せました。

佐々木象堂年表


1884年 新潟県で生まれる
1895年 奉公をしながら高等学校を卒業する
1904年 初代・宮田藍堂 に師事する
1910年 独立する
1913年 日本美術協会展銅賞を受賞する
1925年 工芸済々会、无会に同人として参加する
1927年 第8回帝展初出品で特選となる
1929年 第10回帝展で特選となる
1955年 日本伝統工芸展で文化財保護委員長賞を受賞する
1959年 日本伝統工芸展で高松宮総裁賞を受賞する
1960年 重要無形文化財「蝋型鋳造」保持者に認定される
1961年 勲四等瑞宝章を受章する
逝去

1884年 新潟県で生まれる

1895年 奉公をしながら高等学校を卒業する

1904年 初代・宮田藍堂 に師事する

1910年 独立する

1913年 日本美術協会展銅賞を受賞する

1925年 工芸済々会、无会に同人として参加する

1927年 第8回帝展初出品で特選となる

1929年 第10回帝展で特選となる

1955年 日本伝統工芸展で文化財保護委員長賞を受賞する

1959年 日本伝統工芸展で高松宮総裁賞を受賞する

1960年 重要無形文化財「蝋型鋳造」保持者に認定される

1961年 勲四等瑞宝章を受章する

00000年逝去


佐々木象堂代表作

『青斑紫銅色桜花文遊環付一枝瓶』

『鋳銅唐草文香炉』

『斑紫銅蝦蟇置物』

『柳文黄銅製花瓶』

『鋳銀孔雀香炉』

『彈院威鋳銅置物』

『鋳銅飛天置物』

『蝋型鋳銅置物瑞鳥』

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