【三浦小平二】人間国宝・重要無形文化財保持者の買取作家・取扱い一覧

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三浦小平二

三浦小平二
三浦小平二(1933~2006)
新潟県出身の昭和~平成時代に活躍した日本の陶芸家です。
古代中国の南宋官窯の磁器を範とし、父・祖父・師から受け継いだ技法を駆使しつつ、独自の表現を追求し、主に青磁作品において才能を発揮しており、無名異の赤土に青磁釉をかけ、鮮やかな色味と面の広い独特の貫入を出す手法を確立しました。
シルクロードを中心にアジアや中東各国を巡って焼物のルーツを探り、国や地域の意匠を作品に取り入れるなど、尽きぬ研究熱と旺盛な創作活動によって青磁の持つ表現領域を大きく切り開きました。
また、手触りのよい絶妙なフォルムも国際的に高い評価を得ている日本を代表する陶芸家で、重要無形文化財「青磁」保持者としても知られています。
 
生家は佐渡無名異焼の窯元で、「無名異」と名付けた3代常山は祖父で、その祖父と父親に陶芸の基礎を学びました。
東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業すると加藤土師萌のもとで青磁の伝統技法学び、中近東や東アフリカ、中国・モンゴルなどアジア各国を巡り、各国の磁器の研究や制作活動に励みました。
その中でも特に古代中国の南宋官窯に強い影響を受け、目標としながら研究を重ねました。
こうして生み出されたのが佐渡の朱色の土を下地とした器に青磁釉をかけるという独特な技法で、そこに色絵を組み合わせたり、人物や風景を描くという独自の作風を確立しました。
また、大学時代に彫刻を学んでいた事、中近東やアフリカの文化に触れた事は大きく作品に影響しており、アフガニスタン砂漠の中にあるバンディ・アミール湖の神秘的な青色からヒントを得た作品や、アフリカのマサイ族をテーマにした作品などで名声を高めていきました。
 
父親がこの世を去ってから小平窯を継承し、制作意欲にはますます拍車がかかり、日本伝統工芸展では文部大臣賞を受賞し、浩宮徳仁親王より『青磁花瓶』がイギリス女王のエリザベス2世に留学記念として贈られるなど名誉な仕事をこなしました。

三浦小平二年表


1933年 新潟県で生まれる
1953年 加藤土師萌に師事する
1955年 東京芸術大学美術部彫刻科を卒業する
1961年 第4回新日展で入選となる
1962年 第10回現代日本陶芸展にて朝日新聞社賞を受賞する
1967年 第7回日本伝統工芸新作展で最優秀賞を受賞する
1968年 日本橋三越にて「第1回三浦小平二展」を開催する
1972年 中国・故宮博物館にて青磁、赤絵を学ぶ
1973年 父の逝去に伴い小平窯を継承する
1976年 第23回日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞すし、作品は文化庁買い上げとなる
1977年 日本陶磁協会賞を受賞する
1986年 日本工芸会理事に就任する
1990年 東京芸術大学教授に就任する
1993年 日本陶磁協会金賞を受賞する
日本伝統工芸展待者となる
1994年 MOA美術館大賞を受賞する
1995年 第42回日本伝統工芸展で日本工芸会保持者賞を受賞する
1996年 紫綬褒章を受章する
北欧3ヶ国を旅する
1997年 重要無形文化財「青磁」保持者に認定される
第44回日本伝統工芸展で監査委員をつとめる
2000年 東京芸術大学名誉教授に就任する
文星芸術大学教授に就任する
2005年 文星大学客員教授に就任する
2006年 日本橋、新潟三越にて「作陶50年 人間国宝三浦小平二展」開催する
10月3日、逝去

1933年 新潟県で生まれる

1953年 加藤土師萌に師事する

1955年 東京芸術大学美術部彫刻科を卒業する

1961年 第4回新日展で入選となる

1962年 第10回現代日本陶芸展にて朝日新聞社賞を受賞する

1967年 第7回日本伝統工芸新作展で最優秀賞を受賞する

1968年 日本橋三越にて「第1回三浦小平二展」を開催する

1972年 中国・故宮博物館にて青磁、赤絵を学ぶ

1973年 父の逝去に伴い小平窯を継承する

1976年 第23回日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞すし、作品は文化庁買い上げとなる

1977年 日本陶磁協会賞を受賞する

1986年 日本工芸会理事に就任する

1990年 東京芸術大学教授に就任する

1993年 日本陶磁協会金賞を受賞する

00000年日本伝統工芸展待者となる

1994年 MOA美術館大賞を受賞する

1995年 第42回日本伝統工芸展で日本工芸会保持者賞を受賞する

1996年 紫綬褒章を受章する

00000年北欧3ヶ国を旅する

1997年 重要無形文化財「青磁」保持者に認定される

00000年第44回日本伝統工芸展で監査委員をつとめる

2000年 東京芸術大学名誉教授に就任する

00000年文星芸術大学教授に就任する

2005年 文星大学客員教授に就任する

2006年 日本橋、新潟三越にて「作陶50年 人間国宝三浦小平二展」開催する

00000年10月3日、逝去


三浦小平二代表作

『均窯花瓶』

『青磁飾壺「寺院」』

『青磁豆彩花瓶「インド文」』

『青磁豆彩大皿「シルクロード」』

『色絵花瓶「マサイ」』

『茜大皿「長江」』

『青磁飾り壺インド文』

『青磁豆彩大皿「アフガンの楽士」』

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