【田口善国】人間国宝・重要無形文化財保持者の買取作家・取扱い一覧

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田口善国

田口善国
田口善国(1923~1998)
東京都出身の昭和~平成時代に活躍した日本の漆芸家です。
自然をモチーフとした気品あふれる斬新な文様で、漆絵の可能性を現代へと推し広げた事が高く評価されており、重要無形文化財「蒔絵」の保持者の認定を受けています。
古美術品の復元修理を通じて伝統的な漆芸技法を研究し、蒔絵、螺鈿などの高度な技術によって生み出された作品は動植物をモチーフに斬新な意匠と表現は現在でも十分通用するものとなっており、多くの人々を魅了しています。
また、漆芸と日本画の伝統技術をベースに繊細な「研切蒔絵」の技法で描きだす独自の作風を確立した事は漆芸界に大きな影響を与えました。
 
尾形光琳の漆作品に惹かれ、漆芸家を志すようになると医者の父親と交友のあった漆芸家・松田権六に弟子入りし、同じく父親と交流のあった奥村土牛に日本画を、吉野富雄に古美術学びました。
その後、東京藝術大学研究生として文様学者・小場恒吉の指導のもとで、文様、図案などの研究に携わった事は後の作品制作に大きく影響してきます。
日光東照宮中尊寺金色堂の保存修復に従事した事は大きな糧となり、これを機に田口善国の漆芸作品に深みが増し、日展で初入選を果たすと日本伝統工芸展に出品するようになり、受賞を重ね、会員として活躍を見せました。
こうして日本工芸会漆部会理事長、日本漆工協会理事、日本文化財漆協会副会長、漆工史学会会員、東京芸術大学美術部名誉教授などをつとめ、制作活動のかたわら後進の指導にも尽力しました。

田口善国年表


1923年 東京都で生まれる
1936年 松田権六の工房で修業し、奥村土牛に日本画を学ぶ
1950年 東京藝術大学研究生として文様学者・小場恒吉の指導により文様、図案などを研究する
1946年 日展で初入選となる
1961年 日本伝統工芸展で初入選、東京都教育委員会賞を受賞する
1962年 日本工芸会会長賞を受賞し、同会会員に推挙される
1963年 日本工芸会会長賞を受賞する
1964年 中尊寺金色堂の復元に従事する
1968年 日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞する
1982年 東京藝術大学教授に就任する
1985年 紫綬褒章を受章する
日本工芸会保持者選賞を受賞する
1988年 第1回MOA岡田茂吉賞工芸部門優秀賞を受賞する
1989年 重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定される
1998年 逝去

1923年 東京都で生まれる

1936年 松田権六の工房で修業し、奥村土牛に日本画を学ぶ

1950年 東京藝術大学研究生として文様学者・小場恒吉の指導により文様、図案などを研究する

1946年 日展で初入選となる

1961年 日本伝統工芸展で初入選、東京都教育委員会賞を受賞する

1962年 日本工芸会会長賞を受賞し、同会会員に推挙される

1963年 日本工芸会会長賞を受賞する

1964年 中尊寺金色堂の復元に従事する

1968年 日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞する

1982年 東京藝術大学教授に就任する

1985年 紫綬褒章を受章する

00000年日本工芸会保持者選賞を受賞する

1988年 第1回MOA岡田茂吉賞工芸部門優秀賞を受賞する

1989年 重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定される

1998年 逝去


田口善国代表作

『蒔絵飾箱「月蝕」』

『野原蒔絵小箱』

『蒔絵飾箱「笹小路」』

『葉文蒔絵水指』

『ほおずき朱金蒔絵飾箱』

『変り市松蒔絵椀』

『熊笹蒔絵棗』

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